特許
J-GLOBAL ID:200903051503571446

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022427
公開番号(公開出願番号):特開平6-235386
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 運転時に、スクロール側板部の凹溝部とチップシールとの間に当該渦巻形状に沿ってほぼ一様のクリアランスを形成させることにより、圧縮効率良く運転することのできるスクロール圧縮機を提供することである。【構成】 このスクロール圧縮機のスクロール部材21によれば、運転時に凹溝部25とチップシール26との間のクリアランスがスクロール側板部23の渦巻形状に沿ってほぼ一様となるように、組み立て時の凹溝部25とチップシール26とが、それぞれの間のクリアランスをスクロール側板部23の渦巻外周部から渦巻中心部に向けて漸次大きくする関係の寸法となる厚みt<SB>21</SB>、t<SB>22</SB>(<t<SB>21</SB>)及び幅W<SB>21</SB>、W<SB>22</SB>(<W<SB>21</SB>)にてそれぞれ形成されたので、運転時には、スクロール側板部23の渦巻形状に沿ってほぼ一様のシール性能が得られ、圧縮効率の良い運転を行うことができる。
請求項(抜粋):
平行するそれぞれの対向面に沿って偏心した状態で相対的に回転駆動される一対のスクロール基板部と、前記一対のスクロール基板部のそれぞれに他方のスクロール基板部に向けて突出して設けられた渦巻状のスクロール側板部と、他方のスクロール基板部と対面する各スクロール側板部の端部に前記各スクロール側板部の渦巻形状に沿ってそれぞれ形成された凹溝部と、該凹溝部の内面との間に所定のクリアランスを有して前記凹溝部にそれぞれ収容され他方のスクロール基板部の対向面に摺接するシール部材とを備えた一対のスクロール部材を組み合わせて圧縮室を形成し、被圧縮流体を前記スクロール側板部の渦巻外周部から前記圧縮室に吸い込んで圧縮するとともに、前記スクロール側板部の渦巻中心部近傍から吐出するスクロール圧縮機において、前記シール部材と前記凹溝部とが、前記クリアランスを前記スクロール側板部の渦巻外周部から前記渦巻中心部に向けて漸次大きくする関係の寸法にてそれぞれ形成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

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