特許
J-GLOBAL ID:200903051505983202

金属とポリオレフイン系樹脂との積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255528
公開番号(公開出願番号):特開平5-004315
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 金属基体とポリオレフィン系樹脂とよりなる積層体を製造するに際し、金属基体とポリオレフィン系樹脂との接着強度の経時的劣化、特に水分が存在する環境下での経時的接着劣化を防止する方法を提供する。【構成】 アンカーコート剤で表面処理された金属基体の表面を変性オレフィン系樹脂で被覆し、且つこの変性オレフィン系樹脂を金属基体表面に熱接着させて積層体を作るに際し、接着時又は接着後に積層体をアルコール類、フェノール類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸類、有機酸エステル類、エーテル類、酸アミド類、酸無水物、チオール類、チオエーテル類、アミン類、オキシム類又は有機ケイ素化合物等の少なくとも1種よりなる処理剤の共存下に加熱処理する。
請求項(抜粋):
アンカーコート剤で表面処理された金属基体の表面を変性オレフィン系樹脂で被覆し且つ該変性オレフィン系樹脂を金属基体表面に熱接着させることから成る積層体の製造方法において、接着時の積層体或いは接着後の積層体を、式【化1】R1 -Y-R2式中、R1 は置換または未置換の1価炭化水素基であり、Yは酸素原子、硫黄原子または、基-NR2 -であり、R2 は水素原子または置換または未置換の1価炭化水素基である。の化合物、または式【化2】 式中、R3 は置換または未置換の1価炭化水素基であり、Zは酸素原子、硫黄原子または式【化3】=N-R9(式中、R9 は水素原子または置換または未置換の1価炭化水素基である)で表わされる基であり、R4 は水素原子、アミノ基、置換または未置換の1価炭化水素基、式【化4】-OR5(式中、R5 は水素原子または置換または未置換の1価炭化水素基である)、で表わされる基、または式【化5】(式中、R6 は置換または未置換の1価炭化水素基である)で表わされる基であり、ここで基Zが硫黄原子であるときにはR4 は置換または未置換の炭化水素基であり、基Zが「化3」の基であるときにはR4 は水素原子または置換または未置換の1価炭化水素基であるものとし、R4 が「化5」の基であり且つZが酸素原子であるときには、基R3 と基R6 とが連結して置換または未置換の2価炭化水素基となっていてもよいものとする、の化合物、または有機ケイ素化合物の少なくとも1種から成る処理剤の共存下に、加熱処理することを特徴とする金属とポリオレフィン系樹脂との積層体の製造方法。
IPC (7件):
B32B 31/24 ,  B29C 65/44 ,  B29C 65/48 ,  B32B 15/08 ,  B32B 15/08 103 ,  B32B 31/12 ,  B29L 9:00

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