特許
J-GLOBAL ID:200903051508058429

溶銑の脱燐方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-016938
公開番号(公開出願番号):特開2002-220614
出願日: 2001年01月25日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】本発明は、トピード処理における種々の問題点を一挙に解決可能な溶銑の脱燐方法を提供することを目的としている。【解決手段】混銑車内の溶銑中に、酸化鉄及びCaO系フラックス、並びに酸素ガスを、該溶銑に浸漬したランスを介して吹き込む溶銑の脱燐方法において、ランスを2本とし、第1のランスは、その浸漬深さ(HL<SB>1</SB>)が下記(1)式、吹き込む酸素ガスの比率(R<SB>1</SB>)が(2)式を満し、第2のランスは、その浸漬深さ(HL<SB>2</SB>)が(3)式、吹き込む酸素ガス比率(R<SB>2</SB>)が(4)式を満足する条件で、前記酸化鉄等を吹き込む。0.5H<HL<SB>1</SB>≦0.7H ...(1)R<SB>1</SB>≦25 ...(2)0.2H≦HL<SB>2</SB>≦0.5H...(3)25<R<SB>2</SB>≦50 ...(4)ここに、酸素ガス比率とは、ランスから吹き込まれる酸化鉄中の酸素と酸素ガスの合計酸素量に対する酸素ガス量の比率(%)である。
請求項(抜粋):
混銑車内に収容した溶銑中に、キャリア・ガスで搬送した酸化鉄及びCaO系フラックス、並びに酸素ガスを、該溶銑に浸漬したランスを介して吹き込む溶銑の脱燐方法において、前記ランスを2本とし、第1のランスについては、その浸漬深さ(HL<SB>1</SB>)が下記(1)式、吹き込む酸素ガスの比率(R<SB>1</SB>)が下記(2)式を満し、第2のランスについては、その浸漬深さ(HL<SB>2</SB>)が下記(3)式、吹き込む酸素ガス比率(R<SB>2</SB>)が下記(4)式を満足する条件で、前記酸化鉄及びCaO系フラックス、並びに酸素ガスを吹き込むことを特徴とする溶銑の脱燐方法。 記 0.5H<HL<SB>1</SB>≦0.7H ...(1) R<SB>1</SB>≦25 ...(2) 0.2H≦HL<SB>2</SB>≦0.5H ...(3) 25<R<SB>2</SB>≦50 ...(4)ここに、HL<SB>1</SB>:第1のランスの浸漬深さ(m)H:溶銑の浴深さ(m)R<SB>1</SB>:第1のランスから吹き込まれる酸化鉄中の酸素と酸素ガスの合計酸素量に対する該第1のランスから吹き込まれる酸素ガス量の比率(%)HL<SB>2</SB>:第2のランスの浸漬深さ(m)R<SB>2</SB>:第2のランスから吹き込まれる酸化鉄中の酸素と酸素ガスの合計酸素量に対する該第2のランスから吹き込まれる酸素ガス量の比率(%)
IPC (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 1/06
FI (2件):
C21C 1/02 110 ,  C21C 1/06
Fターム (7件):
4K014AA03 ,  4K014AB03 ,  4K014AB04 ,  4K014AC14 ,  4K014AC16 ,  4K014AD01 ,  4K014AD27

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