特許

J-GLOBAL ID：200903051508532937

水田走行用総ゴム車輪

発明者： 清水 信夫
出願人/特許権者： 株式会社ブリヂストン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-303998
公開番号（公開出願番号）：特開平8-156502
出願日： 1994年12月07日
公開日（公表日）： 1996年06月18日
要約：

【要約】【目的】 左右の区分が無く1種類で良く、泥落とし性に優れたスポークタイプの水田走行用総ゴム車輪を得る。【構成】ディスクの取付部に総ゴムタイヤを一体的に組み合わせてなる水田走行用総ゴム車輪、特に田植機への装着に方向性を有する車輪であって、ディスク18をスポークタイプ18Aとし、前記タイヤ26のトレッド踏面部に軸方向に延びる周方向に略等間隔に配設された多数のラグ34を配し、該ラグの赤道31に平行な面で切った断面形状がタイヤ軸方向上のどの断面においてもラグ34の中心線に対して略左右対称であることを特徴とする。トレッド踏面部のラグの周方向断面が回転方向に前後対称であるため、左右の区分が無く1種類で良く、左右の車輪は裏返すことによって共用することができ、またディスク部がスポークタイプであるため泥はスポーク間の空間により総ゴムタイヤの取付部に泥が付着し難く、泥落とし性を向上させる。

請求項（抜粋）：

車軸への取付用ボスと、該取付用ボスに接合されて半径方向外側に延びる複数のスポークと、該スポークの半径方向外側に設けられたタイヤ取付部と、を有し、前記取付部に総ゴムタイヤを一体的に組み合わせてなる水田走行用総ゴム車輪であって、前記タイヤのトレッド踏面部に軸方向に延びる周方向に略等間隔に配設された多数のラグを有し、前記ラグは赤道に平行な面で切った断面形状がタイヤ軸方向上のどの断面においてもラグの中心線に対して略左右対称であることを特徴とする水田走行用総ゴム車輪。