特許
J-GLOBAL ID:200903051510907433

超音波超指向性拡声装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 雄太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-306234
公開番号(公開出願番号):特開平11-145915
出願日: 1997年11月07日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 一般に、従来の通常音声のための拡声装置は指向性が低くフィールド全体にまんべんなく情報を伝達するのには問題ないが、フィールドの中のある限られたポイントに局所的に音声を伝えることは殆ど不可能である。【解決手段】 超音波信号発生手段20から発生される1つの超音波音源を使い1つの超音波拡声器26からは変調手段22により伝達したい可聴音声信号で変調した超音波を、もう1つの超音波拡声器25からは無変調の超音波をそれぞれ目標(☆印にて示す)に向けて放出する。これにより目標付近の2つの超音波が重なった領域(斜線で示す)では干渉により両者の差の周波数として可聴音声が再現され情報が伝達される。一方、2超音波の重ならない領域では干渉が起きず可聴音声は現出しない。このような方式によれば、目標(☆印で示す)近辺の斜線部分についてのみ可聴音声が伝達され、それ以外の領域では可聴音声としては一切無音である。
請求項(抜粋):
異なった周波数を持つ複数の超音波信号を発生する超音波発生手段と、可聴音声を電気信号に変換する検知手段と、電気信号に変えられた可聴音声信号で前記超音波信号を変調する変調手段と、該被変調超音波信号を目標に向かって放出する第1の超音波拡声手段と、無変調の超音波信号を目標に向かって放出する第2の超音波拡声手段と、前記第1、第2の超音波拡声手段に供給する超音波信号をそれぞれ増幅する第1、第2の増幅手段とを備えたことを特徴とする超音波超指向性拡声装置。
IPC (2件):
H04B 11/00 ,  G01S 7/524
FI (2件):
H04B 11/00 A ,  G01S 7/52 P
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-264883
  • 特開平4-207400
  • 特開平3-245085
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