特許
J-GLOBAL ID:200903051513204905

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318380
公開番号(公開出願番号):特開平8-175108
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 乗り心地性能とブレーキ性能とを両立する。【構成】 ゴム部材のタイヤ周方向に沿った方向のモジュラス(100%伸長モジュラス)を周方向モジュラスMT 、タイヤを構成するゴム部材のタイヤ幅方向のモジュラスを幅方向モジュラスMR とし、この周方向モジュラスMT と幅方向モジュラスMR とのモジュラス比MT /MR をηとした場合、ベースゴム20Bのモジュラス比ηは、赤道部CLで最も大きくし、両ショルダー部側へ行くにしたがって漸減させる。このため、ベースゴム20Bにおいては、赤道部CLにおいて周方向の剪断剛性が大、ショルダー部側において曲げ剛性が小の特性となる。ブレーキ性能の寄与率の高い赤道部CL側の周方向の剪断剛性が高くされ、乗心地性能の寄与率の高いショルダー部側の曲げ剛性が低くされるので、ブレーキ性能と乗心地性能とを両立させることができる。
請求項(抜粋):
トロイド状に延びるカーカスのクラウン部にトレッドゴムを配置し、前記トレッドゴムがトレッド表面側のキャプゴム層と前記キャップゴム層のカーカス側に配設されるベースゴム層との少なくとも2層の積層構造になる空気入りタイヤにおいて、前記ベースゴム層における幅方向モジュラスに対する周方向モジュラスの比ηが、トレッドショルダー部よりもタイヤ赤道部にて大きいことを特徴とする空気入りタイヤ。

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