特許
J-GLOBAL ID:200903051517329087

冷却塔用合成樹詣製熱交換体及びこの熱交換体を利用した直交流式冷却塔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-081295
公開番号(公開出願番号):特開平5-240596
出願日: 1991年03月22日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】流下液緩速部に水平方向に延在する波形の邪魔シール部を全面に複数段にわたり階層的に分布させ、各段の邪魔シール部を各頂部と谷部において相互離間してこの頂部には循環冷却水流入用間隙を、また谷部には細幅の水抜き用間隙を各々形成する事により、循環冷却水の滞留時間をより長くし、その冷却を能率良く行う。【構成】冷却塔の運転中においては、熱交換体10の供給部11は外気に開放している。このため、熱交換体10の内部圧力を高めることなく、循環冷却水を自然流下式に各段の波形の邪魔シール部22における頂部22aの循環冷却水流入用間隙22cを通して順次下段の液溜部に流入しながら流下する。これにより流下時に流下液緩速部での循環冷却水の滞留時間はより長くなり、その冷却は能率良く行なわれる。
請求項(抜粋):
全体として扁平な薄肉中空体であり、内部が液体流下通路としてありその中空体の上部には外部に開口した循環冷却水供給部が形成されており、その中空体の下縁である前記液体流下通路の下端にも外部に開口した吐出部が設けてあり、この液体流下通路の幅の大部分は、流下液緩速部としてあり、この流下液緩速部は水平方向に延在する波形の邪魔シール部を全面に複数段にわたり階層的に分布させて、上下段の前記波形の邪魔シール部の頂部と谷部を一つおきに1/2ピッチ位置をずらせ、前記壁板外面には、隆起部がスペーサとして成形してあると共に、各段の波形の邪魔シール部は各頂部と谷部において相互離間して頂部には流入用間隙が、またその谷部には狭幅の狭幅の水抜き用間隙が各々形成されていることを特徴とする冷却塔用合成樹脂製熱交換体。
IPC (2件):
F28F 25/08 ,  F28C 1/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-054000
  • 特開昭59-164907
  • 特開昭59-154305
全件表示

前のページに戻る