特許
J-GLOBAL ID:200903051524880805

音声符号化復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137428
公開番号(公開出願番号):特開平10-313320
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 ATM伝送回線と交換機との間に設けられる無音圧縮音声符号化復号化装置の伝送品質の改善を図る。【解決手段】 音声信号は、音声入力端子10から音声符号化部100の音声符号化器102に入力される。音声符号化部101は、入力された音声符号を符号化データに変換してセル・アセンブリ器103へ出力する。音声検出器102は、常時入力音声を監視しており、監視結果(有音/無音の情報)をセル・アセンブリ器103へ出力する。セル・アセンブリ器103は、音声検出器102及び音声復号化部200側の音声検出器205からも監視情報(有音/無音の情報)を入力し、両方の監視情報に基づいて音声符号化器101からの符号化データをセル化し、出力端子11を経由してATM回線に送出する。セル・アセンブリ器103は、音声検出器102が無音を検出している区間であっても、音声検出器205が無音を検出している区間は、通話者側から音声信号が出力され相手側が聞いている状況であると判断し、この区間も符号化データのセルを送出する。
請求項(抜粋):
非同期転送モード(ATM)でディジタルデータの送受信が行われるATM伝送回線と交換機との間に設けられる音声符号化復号化装置において、前記音声符号化復号化装置は、前記交換機から受信した電話帯域音声信号を高能率符号化する音声符号化器と、前記交換機から受信する前記入力電話帯域音声信号を常時監視して入力音声の有音無音情報を出力する第1音声検出手段と、前記音声符号化器により符号化された符号化データを一定ビット数のセルとした後、ATM伝送回線に送出するセル・アセンブリ手段とを備えた音声符号化部と、前記ATM伝送回線から伝送されてくるセルから、前記符号化データを分離するセル・ディスアセンブリ手段と、前記セル・ディスアセンブリ手段によって分離された符号化データを電話帯域の音声信号に復号化する音声復号化器と、前記音声復号化器が復号した音声信号を常時監視して有音無音情報を出力する第2音声検出手段と、前記音声復号化手段の出力を前記交換機に対して送出する手段とを備えた音声復号化部と、を有しており、前記セル・アセンブリ手段は、前記第1音声検出器の出力である有音無音検出結果と、前記第2音声検出器の出力である有音無音検出結果に基づき、前記第1音声検出器と前記第2音声検出器がいずれも有音を検出している場合又は前記第1音声検出器が有音を検出し前記第2音声検出器が無音を検出している場合又は前記第1音声検出器と前記第2音声検出器がいずれも無音を検出している場合には、前記音声符号化器の出力である符号化データにヘッダ情報を付加して一定ビット数のセルとして組み立て、前記ATM伝送回線に送出し、前記第1音声検出器が無音を検出し、かつ前記第2音声検出器が有音を検出している場合には、前記符号化データのセル化は行わず、ATM伝送路へは何も送出しないように動作することを特徴とする音声符号化復号化装置。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (3件):
H04L 11/20 E ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04 R

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