特許
J-GLOBAL ID:200903051528316548
ACシュタルクシフトが低減された光ポンプ周波数標準器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
古谷 聡
, 溝部 孝彦
, 西山 清春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-298973
公開番号(公開出願番号):特開2006-115513
出願日: 2005年10月13日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】低コストで実現可能な光ポンプ周波数標準器を提供する。【解決手段】安定化された周波数信号を生成するための装置(20)を開示する。装置(20)は、第1、第2、及び第3のエネルギー状態を有する量子吸収器(13)を備える。量子吸収器(13)は、周波数νLの電磁放射を生成する第1の放射源(21)によって照射される。この電磁放射は第1と第3のエネルギー状態間の遷移を誘起する。量子吸収器(13)は、周波数νMの電磁放射を生成する第2の放射源(18)によっても照射される。この電磁放射は、第1と第2のエネルギー状態間の遷移を誘起する。量子吸収器(13)から出る、νLを含む周波数範囲内の放射レベルを示す検出器信号を生成する検出器が複数のサーボループによって使用される。サーボループの1つが、検出器信号を最小化または最大化するνLの値を決定し、他の1つのサーボループ(31)が、第1の放射源(21)の強度に対するνMの依存度を低減するオフセット信号を決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1のエネルギー状態、第2のエネルギー状態、および第3のエネルギー状態を有する材料を含む吸収体(13)と、
前記第1と第3のエネルギー状態間で遷移を引き起こす周波数νLを有する第1の電磁ポンピング放射を生成し、かつ、前記吸収体(13)をあるポンピング放射強度で照射する第1の放射源(21)であって、前記第1と第2のエネルギー状態が前記ポンピング放射強度に依存するある量だけエネルギーが異なる、第1の放射源(21)と、
前記第1と第2のエネルギー状態間で遷移を引き起こす周波数νMを有する第2の電磁放射を生成し、かつ、前記吸収体(13)を照射する第2の電磁放射源(18)と、
前記吸収体(13)による前記第1の電磁放射の吸収を目標値に維持するようにνMを設定する第1のコントローラ(16)と、
νLをνMAXからオフセットされた値に設定する第2のコントローラ(22)であって、νMAXが、前記吸収体(13)による前記第1の電磁放射の吸収が最大になるνLの値であり、νLにおける前記ポンピング放射強度に対する前記第1と第2のエネルギー状態間の前記エネルギー差の前記依存度が、νMAXにおける前記ポンピング放射強度に対する前記第1と第2のエネルギー状態間の前記エネルギー差の依存度よりも小さくなるように前記オフセットが選択される、第2のコントローラ(22)
を備える、装置(20)。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5F172NN23
, 5F172NN24
, 5F172NP03
, 5F172NP04
, 5F172ZZ04
, 5J106AA01
, 5J106CC08
, 5J106CC09
, 5J106CC10
, 5J106FF09
, 5J106GG02
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