特許
J-GLOBAL ID:200903051539037284
スペクトラム拡散方式の通信システムにおける拡散符号間干渉回避方法及びスペクトラム拡散方式通信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-008573
公開番号(公開出願番号):特開平7-221733
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 通信システムが空間内に複数混在して相互干渉が発生しうる環境下でも拡散符号間の干渉を確実に回避するスペクトラム拡散方式の通信システム。【構成】 拡散符号を用いてスペクトラム拡散方式による情報通信を行う通信装置は、送信する情報を変調する情報変調装置121...12mと、変調した信号を拡散符号により拡散変調する拡散変調装置131...13mと、拡散変調した信号を送信し、かつ、他の通信装置からの送信信号を受信するアンテナ141...14mと、受信した受信信号を拡散符号によって拡散復調する拡散復調装置221...22mと、拡散復調した信号を情報に復調する情報復調装置231...23mとを備え、さらに、互いに相互相関特性の良好な複数の拡散符号を保持する拡散符号選択装置151...15mを備え、この拡散符号選択装置はマイクロコンピュータにより構成され、メモリに格納した複数の拡散符号を順次選択しながら送受信を行って他の通信システムの拡散符号からの障害状況を判断しながら最適の拡散符号を自動的に選択する。
請求項(抜粋):
拡散符号によるスペクトラム拡散方式により通信を行う複数の通信システムが相互に干渉し得る空間内において存在する環境における、拡散符号間の干渉を回避する方法にあって、(a)相互相関特性の良好な拡散符号を複数用意するステップと、(b)前記複数の拡散符号の中から一の拡散符号を選択して通信を行い、当該拡散符号による通信が他の通信システムの拡散符号に基づくにより障害を受けるか否かを判定するステップと、(c)前記のステップ(b)での判定の結果、当該拡散符号による通信が他の通信システムにより障害を受けると判定された場合には、前記複数の拡散符号の残りの中から他の一の拡散符号を選択するステップと、(d)前記ステップ(b)及びステップ(c)を、前記判定により他の通信システムから拡散符号に基づく障害を受けないと判定されるまで繰り返すことにより最適の拡散符号を自動的に選択することを特徴とするスペクトラム拡散方式の通信システムにおける拡散符号間干渉回避方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 13/00 G
, H04J 13/00 D
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