特許
J-GLOBAL ID:200903051539288040

排気消音器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長屋 二郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163934
公開番号(公開出願番号):特開平5-332121
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、消音効果を低下させることなく、可能な限り全長を短くし小型にまとめた排気消音器を提供するにある。【構成】 排気消音器100のハウジングを形成する前板21と後板22が固着された外管20の中に該外管と同心に入口管23と尾管25を挿入し、更に入口管より径の大きい内管26を外管の中に同心に配設した3重の管構造とし、入口管と内管は同一箇所でその後端(排気ガスの下流側)をめくら板27で塞ぐ。排気ガスが流入してくる入口管には内管への連通孔23aを設け、入口管から入り尾管から出る複数の反転のあるガス流路を形成させ、この流路を膨張室32,33,34及びらせん板28,29で区画した狭い長いらせん路30,31でつなぎ、短小なスペースの中で消音に必要な絞り用の孔と膨張室と狭くて長い排気ガス流路を確保する構成とした。
請求項(抜粋):
エンジン用の排気消音器において、外管(20)の前後両端を前板(21)と後板(22)で塞ぎ、外管(20)と同心に前板(21)側から外管(20)内に入口管(23)を挿入し、該入口管(23)の後端と後板(22)との間に間隔をもたせて入口管(23)を前板(21)に固着し、同じく外管(20)と同心に後板(22)側から外管(20)内に尾管(25)を挿入し、該尾管(25)の前端と入口管(23)との間に間隔をもたせて尾管(25)を後板(22)に固着し、入口管(23)より径の大きい内管(26)を外管(20)内に同心に配設し、内管(26)の前端と前板(21)との間に間隔をもたせるとともに内管(26)の後端と入口管(23)の後端とをそろえてめくら板(27)で気密に塞いで前記両管(26,23)を固着し、内管(26)と入口管(23)で形成される空間のうち前板(21)に近い空間領域に第1らせん板(28)によって第1らせん路(30)を形成し第1らせん板(28)の上流空間領域を第1膨張室(32)とし、内管(26)と外管(20)で形成される空間のうち後板(22)に近い空間領域に第2らせん板(29)によって第2らせん路(31)を形成し、第2らせん板(29)の上流空間領域を第2膨張室(33)とし、外管(20)とめくら板(27)と後板(22)で形成される空間領域を第3膨張室(34)としたことを特徴とするエンジンの排気消音器。
IPC (2件):
F01N 1/12 ,  F01N 1/08

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