特許
J-GLOBAL ID:200903051563840454

合金被覆ガスタービン翼及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241843
公開番号(公開出願番号):特開平5-078860
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【構成】 本発明の被覆層はのCo又はCoとNiを主成分とするMCrAlY合金から成る下部合金被覆層2とNiを主成分とするMCrAlY合金から成る上部合金被覆層1と、上部被覆層1の表面部のAl含有量が最大で内部に入るに従ってその量が徐々に減少している部分4とからなる。その製造工程は、下部被覆層、上部被覆層の形成と、上部被覆層へのAl拡散処理とから成る。【効果】 Al含有量の大きい部分を有する上部被覆層が高温耐食性に寄与し、下部被覆層が熱応力により上部被覆層にクラックが生じた場合の基材の高温腐食を防止する複合機能を有した合金被覆層を設けたガスタービン翼は信頼性の向上、長寿命化の効果を発揮する。
請求項(抜粋):
耐熱合金製の基材の表面に高温耐食性及び耐酸化性に富む被覆層を設けたガスタービン翼において、前記被覆層は、基材と接する部分にCoを主成分としCr、Alを含み、更にY及び/又はTa,Zr,Ceのいずれか1つ若しくはその組合せから成る下部合金被覆層と、その下部合金被覆層の上にNiを主成分とし、Cr、Alを含み、更にY及び/又はTa,Zr,Ceのいずれか1つ若しくはその組合せから成る上部合金被覆層との2層を備え、前記上部合金被覆層のAl含有量が最外表面部で大きく内側で連続的に減少して拡散されていることを特徴とする合金被覆ガスタービン翼。
IPC (6件):
C23C 28/02 ,  C22C 19/05 ,  C22C 19/07 ,  C23C 10/48 ,  F01D 5/28 ,  F01D 9/02

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