特許
J-GLOBAL ID:200903051569350769

媒体処理システムおよび現金処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-038111
公開番号(公開出願番号):特開平9-231447
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】比較的小型で設置が容易であるとともに、複数の機器間で取引媒体の受渡しができ、各媒体処理装置の連絡通路部分の簡略化を図ることができる媒体処理システムおよび現金処理システムを提供することにある。【解決手段】複数の自動取引装置に対して紙幣を補充回収するカセットキャリア34が設けられている。各自動取引装置10aは、外部から紙幣を補充、回収するための紙幣搬入搬出口と、紙幣搬入搬出口に隣接して設けられた連絡通路部264と、を備えている。連絡通路部は、紙幣が通る単一の連絡通路と、正逆モータ280によって一方向および逆方向に選択的に駆動される搬送機構と、を有し、紙幣補充時には、カセットキャリアから供給された紙幣を連絡通路を通して一方向に搬送し、紙幣回収時には、紙幣を連絡通路を通して逆方向に搬送してカセットキャリアへ送る。
請求項(抜粋):
設置面上に並んで設置された複数の媒体処理装置と、上記媒体処理装置間で取引媒体を受渡す受渡し装置と、を備え、上記各媒体処理装置は、取引媒体を収納した媒体収納部と、上記媒体収納部に対して外部から取引媒体の補充および回収を行なうための媒体搬入搬出口と、上記媒体搬入搬出口へ取引媒体を搬出するとともに上記媒体搬入搬出口から取引媒体を搬入する搬送手段と、を有し、上記搬送手段は、上記媒体搬入搬出口まで延びる連絡通路を形成した搬送部材と、上記搬送部材を一方向および逆方向に駆動し、上記連絡通路を通して取引媒体を搬出方向および搬入方向に選択的に搬送する駆動手段と、を備え、上記受渡し装置は、上記設置面上を任意の経路に沿って自走可能な台車本体を有する移動台車と、上記移動台車に設けられ、上記媒体処理装置に対する上記移動台車の位置を検出する検出手段と、上記台車本体上に設けられ上記取引媒体を収納可能な媒体保持部と、上記台車本体上に設けられ、上記媒体搬入搬出口と上記媒体保持部との間で取引媒体を搬送する受渡し手段と、上記検出手段の検出結果に応じて上記移動台車を任意の媒体処理装置に対して位置決めするとともに、上記受渡し手段を作動させて上記任意の媒体処理装置と移動台車との間で取引媒体を受渡す制御手段と、を備えたことを特徴とする媒体処理システム。
IPC (4件):
G07D 9/00 481 ,  G07D 9/00 416 ,  G07D 13/00 ,  G07F 19/00
FI (3件):
G07D 9/00 481 Z ,  G07D 9/00 416 Z ,  G07D 9/00 321 C

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