特許
J-GLOBAL ID:200903051569453029

核酸材料の増大及び検出用収納装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263215
公開番号(公開出願番号):特開平6-197751
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 廃物区画室に背圧が生じない構造の核酸材料の増大及び検出用収納装置を提供する。【構成】 キュベットのような収納容器10は収納検出箇所40を有している。検出箇所の下流側に設けられた廃物区画室42には双安定構造が得られる折り目74が設けられ、収納装置に形成される背圧を軽減するよう廃物区画室42は拡がることができる。また、区画室の間の流路の最適の箇所が、後続の区画室によってこれから使用される供給通路への上流側の試薬の逆流を最小にするような形状にされている。
請求項(抜粋):
核酸材料を増大しまた検出するのに用いる収納装置であって、核酸材料を増大するための試薬を備えた反応区画室と、検出箇所と、流体を前記区画室から前記検出箇所へ流す流動手段と、増大された核酸材料を検出箇所で検出する試薬と、検出箇所の下流側の、検出箇所に流体が連通するよう接続され検出箇所と全ての区画室とを通り過ぎた後の試薬と材料を受け入れる廃物区画室であって、標本の挿入後にシール可能で核酸材料の漏出を阻止する構造によって試薬が収納装置の内部に封じ込められている、廃物区画室、とを具備し、前記廃物区画室が廃物区画室の内側表面積の大部分をもたらす一対の対向壁を具備し、該対向壁の少なくとも一方に双安定構造とするための区画に沿った折り目が設けられ、双安定構造の一方の構造が、少なくとも一方の壁が前記対向壁の他方の壁の近くに折りたたまれた構造であり、他方の構造が、少なくとも一方の壁が他方の対向壁から離れるよう拡張された構造であり、廃物区画室内での圧力の形成が、少なくとも一方の壁の一方の構造から他方の構造への移動によって軽減されるようにしている核酸材料の増大と検出に用いる収納装置。
IPC (2件):
C12M 1/00 ,  C12Q 1/68

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