特許
J-GLOBAL ID:200903051575696049

超音波電流センサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363661
公開番号(公開出願番号):特開2001-174488
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 超音波ファイバを利用し、その周辺に流れる電流を感知すること。【解決手段】 入力電気信号が送信用電極2に印加されると入力用圧電振動子1に弾性振動が励振される。この弾性振動は、入力用振動板5から超音波ファイバ11を介して出力用振動板10に伝搬された後、出力用圧電振動子6に伝搬され、受信用電極7と出力用接地電極9の間で遅延電気信号として検出される。この遅延電気信号は信号分析手段に伝えられる。もしも、超音波ファイバ11が磁場の中に置かれれば、遅延電気信号の周波数は磁場の強さに応じて変化する。従って、遅延電気信号の周波数の変化から超音波ファイバ11の周辺の磁場の強さを、すなわち超音波ファイバ11の周辺に流れる電流を感知することが可能になる。
請求項(抜粋):
入力用超音波素子群、出力用超音波素子群および超音波ファイバで成る超音波電流センサであって、前記入力用超音波素子群は入力用圧電振動子、前記入力用圧電振動子の一方の端面に設けられた送信用電極、前記入力用圧電振動子のもう一方の端面に設けられた入力用接地電極、および前記入力用接地電極を介して前記入力用圧電振動子に固着された入力用振動板から成り、前記出力用超音波素子群は出力用圧電振動子、前記出力用圧電振動子の一方の端面に設けられた受信用電極、前記出力用圧電振動子のもう一方の端面に設けられた出力用接地電極、および前記出力用接地電極を介して前記出力用圧電振動子に固着された出力用振動板から成り、前記超音波ファイバは、磁歪性遅延線で成り、前記入力用振動板と前記出力用振動板の間に接続されており、前記送信用電極に入力電気信号が印加されることにより前記入力用圧電振動子に弾性振動が励振され、前記弾性振動は、前記超音波ファイバを介して前記出力用圧電振動子に伝搬され、前記受信用電極と前記出力用接地電極の間で遅延電気信号として検出され、前記超音波ファイバの周辺の磁場の強さに応じて前記遅延電気信号が変化することから前記超音波ファイバの周辺に流れる電流が感知される超音波電流センサ。
IPC (2件):
G01R 19/00 ,  G01R 15/22
FI (2件):
G01R 19/00 X ,  G01R 15/07 Z
Fターム (12件):
2G025AB09 ,  2G035AA12 ,  2G035AA13 ,  2G035AA17 ,  2G035AA20 ,  2G035AB01 ,  2G035AB04 ,  2G035AC02 ,  2G035AD34 ,  2G035AD51 ,  2G035AD62 ,  2G035AD66
引用特許:
出願人引用 (3件)

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