特許
J-GLOBAL ID:200903051577268400
画像形成方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 敬介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-169158
公開番号(公開出願番号):特開2002-365853
出願日: 2001年06月05日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 軽加圧定着系においても低速から高速まで優れた低温定着性及び耐高温オフセット性を発揮し、耐久性が高く安定した高画像濃度及び低カブリが得られ、感光体のクリーニング特性に優れ、長期安定的に良好な画像特性が得られる画像形成方法を提供することにある。【解決手段】 加熱加圧手段により記録材上のトナー画像を加熱加圧定着して記録材に定着画像を形成する画像形成方法において、該トナーは少なくとも結着樹脂、特定のイミダゾリウム塩類及び着色剤を含有するトナーであり、該結着樹脂が、カルボキシル基を有するビニル樹脂とグリシジル基を有するビニル樹脂の混合物、カルボキシル基とグリシジル基を有するビニル樹脂、及びカルボキシル基とグリシジル基とが反応したビニル樹脂からなるグループより選択される1種以上のビニル樹脂を含有し、該加熱加圧手段として、電磁誘導加熱方式の加熱加圧手段を使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
加熱加圧手段により記録材上のトナー画像を加熱加圧定着して記録材に定着画像を形成する画像形成方法において、該トナーは少なくとも結着樹脂、イミダゾリウム塩類及び着色剤を含有し、該結着樹脂として、カルボキシル基を有するビニル樹脂とグリシジル基を有するビニル樹脂の混合物、カルボキシル基とグリシジル基を有するビニル樹脂、及びカルボキシル基とグリシジル基とが反応したビニル樹脂からなるグループより選択される1種以上のビニル樹脂を少なくとも含有し、該イミダゾリウム塩類が、下記一般式(1)で示されるイミダゾリウム塩類、又は、下記一般式(2)で示されるイミダゾリウム塩類を構成単位として有する重合体であり、【化1】(上記一般式(1)において、R1,R4及びR5は、水素、置換基を有するアルキル基、置換基を有しないアルキル基、置換基を有するシクロアルキル基、置換基を有しないシクロアルキル基、置換基を有するアリール基、置換基を有しないアリール基、置換基を有するアリル基、置換基を有しないアリル基、置換基を有するアラルキル基、置換基を有しないアラルキル基、置換基を有するアルコキシ基、置換基を有しないアルコキシ基、置換基を有するアミノ基、置換基を有しないアミノ基、ハロゲン又は複素環類を示し、それぞれ同一であっても異なっても良く;R2及びR3は、水素、置換基を有するアルキル基、置換基を有しないアルキル基、置換基を有するシクロアルキル基、置換基を有しないシクロアルキル基、置換基を有するアリール基、置換基を有しないアリール基、置換基を有するアリル基、置換基を有しないアリル基、置換基を有するアラルキル基、置換基を有しないアラルキル基、置換基を有するアルコキシ基、置換基を有しないアルコキシ基、又は複素環類を示し、それぞれ同一であっても異なっても良く;R1とR2とは、またはR1とR3とは、相互に連結されて環を形成しても良く;R4とR5とは、相互に連結された芳香環、または複素環を形成しても良く;該置換基としては、水素、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリル基、アラルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アミド基、ハロゲン又は複素環類があり、これらは、エーテル構造又はスルフィド構造を有しても良く;mは1以上の正の整数を示し、Xm-は対陰イオンを示し、上記一般式(2)はイミダゾリウム塩類を構成単位とする重合体を示しており、一般式(2)において、R6,R7及びR8は、水素、置換基を有するアルキル基、置換基を有しないアルキル基、置換基を有するシクロアルキル基、置換基を有しないシクロアルキル基、置換基を有するアリール基、置換基を有しないアリール基、置換基を有するアリル基、置換基を有しないアリル基、置換基を有するアラルキル基、置換基を有しないアラルキル基、置換基を有するアルコキシ基、置換基を有しないアルコキシ基、置換基を有するアミノ基、置換基を有しないアミノ基、ハロゲン又は複素環類を示し、それぞれ同一であっても異なっていても良く;R7及びR8は、相互に連結されて芳香環、または複素環を形成しても良く;R9は連結基を表しており、エーテル結合を含んでも良いフェニレン基、プロペニレン基、ビニレン基又はアルキレン基であり;該重合体は、イミダゾリウム塩類を構成単位として含んでいればよい。その場合、連結基が互いに環構造を形成しても良く、また、結着樹脂主鎖にグラフト鎖として結合しても良く;置換基としては、水素、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリル基、アラルキル基、アルコキシ基、アミノ基、アミド基、ハロゲン又は複素環類があり、これらは、エーテル構造又はスルフィド構造を有しても良く;mは1以上の正の整数を示し、nは1以上の正の整数を示し、Xm-は対陰イオンを示す。)該加熱加圧手段として、(i)磁界発生手段と、(ii)電磁誘導により発熱する0.01〜20mmの発熱層及び離型層とを少なくとも有する回転加熱部材と、(iii)該加熱部材と幅1〜20mmのニップを形成している回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手段を使用し、該回転加熱部材を記録材を介して総圧45〜1000Nで該回転加圧部材により押圧しながら定着スピード10〜600mm/秒で該記録材上のトナー画像を加熱加圧定着して定着画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
IPC (3件):
G03G 9/097
, G03G 9/087
, G03G 15/20 102
FI (3件):
G03G 15/20 102
, G03G 9/08 351
, G03G 9/08 321
Fターム (24件):
2H005AA01
, 2H005AA08
, 2H005CA02
, 2H005CA28
, 2H005CA30
, 2H005CB00
, 2H005DA03
, 2H005EA05
, 2H005EA06
, 2H005EA10
, 2H005FB04
, 2H033AA02
, 2H033AA20
, 2H033BA58
, 2H033BB06
, 2H033BB13
, 2H033BB29
, 2H033BB30
, 2H033BB33
, 2H033BB34
, 2H033BE06
, 2H033CA07
, 2H033CA13
, 2H033CA27
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