特許
J-GLOBAL ID:200903051599959989

紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-268174
公開番号(公開出願番号):特開平8-110381
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 紙葉検査用静電センサ回路に内蔵された同調回路の共振周波数を、毎回紙葉の搬送前に最適感度位置に調整して、センサの動作を安定させる。【構成】 静電センサの同調回路に容量変動補正用のバリキャップを並列に挿入し、制御手段によりバリキャップの制御電圧を変動させて最大変化率を示す制御電圧を求め、この最大変化率を示す制御電圧で前記同調回路を動作せることにより上記目的は達成される。
請求項(抜粋):
スレッドが内蔵されている紙葉の搬送路に配置される検出電極と、所定の周波数の発振信号を出力する発振回路と、前記検出電極及びバリキャップから構成されたコンデンサ部とコイルから成る共振器を有し、前記発振回路で駆動される同調回路と、この同調回路の出力を検波処理すると共にゲインを変更することができる検波増幅回路と、この検波増幅回路の出力を演算処理して紙葉のスレッドの有無を判定する制御手段と、この制御手段及び前記バリキャップに結合され前記同調回路に内蔵された共振器の共振周波数を補正するDA変更手段とを具えた紙葉検査用静電容量センサにおいて、前記紙葉の連続搬送動作開始直前に、前記DA変換手段を操作して前記バリキャップの制御電圧を基準ステップ毎に順次変化させ、各制御電圧に対応した前記検波増幅回路の出力をそれぞれ前記制御手段に入力して記憶すると共に、これら検波増幅回路の出力の間で差分演算を行なって制御電圧が各制御電圧に対して1ステップ変化したときの出力変化値を求め、これらの出力変化の中から最大出力変化を示す制御電圧を求めてこの制御電圧を前記バリキャップに印加し、その後、前記紙葉の連続搬送を行なって各紙葉内のスレッドの有無を判定するようにしたことを特徴とする紙葉検査用静電容量センサの検出点最適化方法。
IPC (3件):
G01V 3/08 ,  G01N 27/22 ,  G07D 7/00

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