特許
J-GLOBAL ID:200903051603725181

絶縁紙劣化測定機能付油入電気機器及び油入電気機器の絶縁紙劣化測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-213654
公開番号(公開出願番号):特開平5-055050
出願日: 1991年08月26日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 使用されている絶縁紙の劣化の程度をその劣化によって発生した炭酸ガス等の量から正確に把握することが可能な絶縁紙劣化測定機能付油入電気機器及び油入電気機器の絶縁紙劣化測定方法。【構成】 絶縁紙の劣化に伴って発生した炭酸ガス等のうち絶縁紙に吸着されなかった炭酸ガス等を溶解している第1の絶縁油の分析用サンプルが得られる。加えて劣化生成ガス測定タンク2内の絶縁油11を所定の温度まで加熱することによってその劣化生成ガス測定タンク内2に収容されている絶縁紙5に吸着された炭酸ガス等を更に絶縁油内に溶解させることにより第2の絶縁油の分析用サンプルが得られる。以上の2つの絶縁油の分析用サンプルの分析結果から絶縁紙に吸着されずに絶縁油に溶解された炭酸ガス等の全量及び油入電気機器に使用されている絶縁紙に吸着されていると推定される炭酸ガス等の全量を求め、それらから絶縁紙の劣化によって発生した炭酸ガス等の全発生量を求める。その全発生量から絶縁紙の劣化の程度を正確に把握する。
請求項(抜粋):
内部に絶縁油を収容し、巻線の絶縁に絶縁紙を使用して成る油入電気機器本体、前記絶縁紙と同一の絶縁紙及び絶縁油と、前記油入電気機器本体と連通して絶縁油が循環するように前記油入電気機器本体と接続する接続手段と、内部の絶縁油を所定温度まで均一に加熱する加熱手段と、分析用サンプルの採取手段と、を有する劣化生成ガス測定タンク、を具備する絶縁紙劣化測定機能付油入電気機器。
IPC (3件):
H01F 27/00 ,  G01N 33/28 ,  H01F 27/32

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