特許
J-GLOBAL ID:200903051610734129

高分子量ポリエステルの連続製造方法及び該方法を実施する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-544110
公開番号(公開出願番号):特表2005-519141
出願日: 2002年11月11日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
本発明は、例えば、ポリエチレンテレフラレート(PET),ポリブチレンテレフラレート(PBT),ポリナルフタレンテレフラレート(PEN)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)及び/又は他のジカルボン酸及びジオールのポリエステル、並びにそれらの共重合体等の高分子量のポリエステルを製造する方法に関する。また、本発明は、該方法を実施する装置に関する。後者は、方法の全工程に対して利用できる2つの反応器からなる単一ステージのタワー反応機に関する。
請求項(抜粋):
触媒の存在下にジオールでジカルボン酸をエステル化することによって、及び/又はジオールでジカルボン酸エステルをエステル交換してプレポリマーを形成しそれを重縮合することによって高分子量のポリエステルとする、高分子量ポリエステルを連続的に製造する方法において、 a1) 温度を20-90°Cとし、圧力を0.1-1.0バールとし、ジカルボン酸に対するジオールのモル比を0.8-1.8として、ジカルボン酸とジオールのペースト及び/又は懸濁液を作製し、あるいは a2) ジカルボン酸エステルを溶融し、温度を145-165°Cとし、ジカルボン酸エステルに対するジオールのモル比を1.2-1.8として、ジオールと一緒に混合し、 b) a1)及び/又はa2)工程の生成物を連続的にタワー反応機に供給し、タワー反応機において、プレ縮合が行われるまで、連続的に、同時におよび妨げられることなくエステル化および/またはエステル交換を行い、その際以下の条件を維持する。 b1) a1)及び/又はa2)からの生成物を170-270°Cの温度と0.3-3バールの圧力で処理し、該触媒の一部を当該第1の反応工程で供給し、その際反応蒸気を反応混合物からその場で除去し、 b2) 反応工程b1)の生成物を連続的に管路に移送し、圧力1-10バール、200-280°Cに維持し、0.03-0.3モルのジオールを本反応工程中に供給し、 b3) 反応工程b2)からの生成物を次のゾーンに連続的に移送し、該ゾーンで、自動的に減少した圧力を0.2-1バールの範囲、自動的に上昇した温度を230-280°Cの範囲で維持し、0.02-0.2モルのジオールと該触媒を一部該第3のゾーンに供給し、 b4) 反応工程b3)からの生成物を0.01-0.1バール、240-280°Cでさらに反応に付し、 b5) 反応工程b1)とb3)-b5)からの反応生成物である水、すなわちメタノール、副生成物及び過剰のジオールを除去し、該ジオールを精製後個々の反応工程に再度戻し、 c1) b4)で得られたプレポリマーを、通常の重縮合装置中で240-290°Cの温度、0.0002-0.003バールの圧力で重縮合するか、あるいは c2) 得られたプレポリマーを固化し、ペレットに加工し、不活性ガス条件下に160-230°Cの温度で固相中+さらに以後の縮合をさせることを特徴とする、製造方法。
IPC (1件):
C08G63/78
FI (1件):
C08G63/78
Fターム (23件):
4J029AA03 ,  4J029AB04 ,  4J029AC01 ,  4J029AC02 ,  4J029AE03 ,  4J029AE18 ,  4J029BA03 ,  4J029BA04 ,  4J029BA05 ,  4J029BD06A ,  4J029CB06A ,  4J029HA01 ,  4J029HB03A ,  4J029JA011 ,  4J029JF251 ,  4J029JF361 ,  4J029JF371 ,  4J029JF471 ,  4J029KB02 ,  4J029KB22 ,  4J029KE03 ,  4J029KE05 ,  4J029KE15

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