特許
J-GLOBAL ID:200903051611084446

骨の2つの部分を互いに引き離すための伸延装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-530537
公開番号(公開出願番号):特表2001-507608
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】本発明は、骨の2つの部分を互いに引き離すため、特に骨伸延のため、若しくは骨隙間をブリツジするための伸延装置であって、骨の骨髄腔内に導入可能な髄内釘(1)を備えており、髄内釘が、それぞれ両方の骨部分の1つに取り付け可能でかつ軸線方向で互いに離反移動可能な2つの部分(2,3)を有しており、駆動軸(16)を駆動する駆動ユニット(4)及び、駆動軸(16)の回転運動を髄内釘(1)の両方の部分(2,3)間の相対的な軸線方向運動に変換するための装置を備えている形式のものに関する。機能確実性を高め、構造寸法を小さくし、それと同時に効率を高めるために、駆動軸(16)がプラネタリローラ(19)を駆動するようになっており、プラネタリローラが循環路内に保持されており、プラネタリローラ(19)の外周に設けられた駆動溝(21)が、プラネタリローラ(19)を取り囲む中空体(7)の対応する駆動溝(8)に係合しており、少なくとも中空体(7)若しくはプラネタリローラ(19)の駆動溝(8)が、中空体(7)を駆動軸(16)の回転に際して該駆動軸に対して相対的に軸線方向に移動させるために、ねじ溝として形成されている。
請求項(抜粋):
骨の2つの部分を互いに引き離すため、特に骨伸延のため、若しくは骨隙間をブリッジするための伸延装置であって、骨の骨髄腔内に導入可能な髄内釘(1)を備えており、髄内釘が、それぞれ両方の骨部分の1つに取り付け可能でかつ軸線方向で互いに離反移動可能な2つの部分(2,3)を有しており、駆動軸(16)を駆動する駆動ユニット(4)及び、駆動軸(16)の回転運動を髄内釘(1)の両方の部分(2,3)間の相対的な軸線方向運動に変換するための装置を備えている形式のものにおいて、 駆動軸(16)がプラネタリローラ(19)を駆動するようになっており、プラネタリローラが循環路内に保持されており、プラネタリローラ(19)の外周に設けられた駆動溝(21)が、プラネタリローラ(19)を取り囲む中空体(7)の対応する駆動溝(8)に係合しており、少なくとも中空体(7)若しくはプラネタリローラ(19)の駆動溝(8)が、中空体(7)を駆動軸(16)の回転に際して該駆動軸に対して相対的に軸線方向に移動させるために、ねじ溝として形成されていることを特徴とする、骨の2つの部分を互いに引き離すための伸延装置。

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