特許
J-GLOBAL ID:200903051620504911

電動自転車の自動変速方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森本 義弘 ,  笹原 敏司 ,  原田 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-042297
公開番号(公開出願番号):特開2009-196570
出願日: 2008年02月25日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してから実際に変速機が作動して減速操作が実行されるまでの時間差を考慮して、より確実に円滑な減速操作を可能にする。【解決手段】クランク軸に作用する踏み込みトルクTOaを検出して移動平均トルクTOcを求め、移動平均トルクTOcが所定のトルク閾値TOd以上になった場合、その直後の踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1を検出すると、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してアクチュエーターを駆動させて減速を開始し、踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1と2番目のピークP2との間の谷間59において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、2番目のピークP2に達する前に変速機の減速動作を終了する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
ペダルに作用する踏力に応じた補助動力を発生する補助電動機と自動変速装置とを備え、 自動変速装置は変速比の異なる複数の変速段に切換え自在な変速機とこの変速機を作動させるアクチュエーターとを有している電動自転車の自動変速方法であって、 ペダルによって回転されるクランク軸に作用する踏み込みトルクを検出し、 前記検出された踏み込みトルクに基づいて、現在より一定時間遡った時点における所定範囲の時間内の踏み込みトルクの積分値である移動平均トルクを求め、 前記移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出し、 前記踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してアクチュエーターを駆動させて減速を開始し、 前記踏み込みトルクの1番目のピークとその次に検出される2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、 踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作を終了する ことを特徴とする電動自転車の自動変速方法。
IPC (1件):
B62M 9/12
FI (1件):
B62M9/12 Q
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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