特許
J-GLOBAL ID:200903051620722374

魚釣用両軸受型リールのスプール制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横田 実久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276609
公開番号(公開出願番号):特開平11-098940
出願日: 1997年09月25日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 スプール制動装置の制動力の調節操作をリール側板の着脱により行うようにした魚釣用両軸受型リールにおいて、制動装置の環状制動体を側板に確実に装着した状態のままで制動量を容易かつ節度をもって確実に調節操作できるようにする。【解決手段】 スプール制動装置の制動部10を有する環状制動体9の外周部に等間隔で設けた複数の抜け止め鍔部11を側板2に設けた係合部15間に対向せしめて前記抜け止め鍔部11を操作部12で回動することによって係合部15に抜け止め係合せしめて環状制動体9を側板2に装着すると共に前記環状制動体9と側板2の何れかの一方の内周に係合凹凸部16を、他方に該係合凹凸部16に弾発係合する弾発係合材13を設けて環状制動体9の回動方向に弾発抵抗力による回転節度を付与して制動力の調節を確実にする。
請求項(抜粋):
リール本体の側板間にスプールを回転自在に支持し、該スプールの回転を制動する制動装置を前記一方の側板内部に設けた魚釣用両軸受型リールにおいて、前記制動装置の制動部を有する環状制動体の外周部に等間隔で抜け止め係止鍔を、スプール側端部に操作部を夫々設け、前記環状制動体を着脱かつ回動可能に嵌着した側板には前記抜け止め係止鍔間に対向しかつ前記環状制動体の回動により前記抜け止め係止鍔に係合する係止部を形成し、更に前記環状制動体と側板との対向円周部の何れか一方に係合凹凸部を、他方に前記係合凹凸部に係合する弾発係合材を夫々設け前記抜け止め係止鍔が係止部に係合している状態において、弾発係合材が係合凹凸部に弾発係合して環状制動体の回転方向に回転抵抗を付与するようにしたことを特徴とする魚釣用両軸受型リールのスプール制動装置。

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