特許
J-GLOBAL ID:200903051621420215

無侵襲生化学計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021226
公開番号(公開出願番号):特開平10-216112
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 広範囲の波長の光の生体中における減衰の情報を同時に同一箇所で測定できる高精度な無侵襲生化学計測装置を提供すること。【解決手段】 光源2a〜2dから出た光は、レンズ3a〜3dを介して光ファイバ4a〜4dに導入され、合波素子5によって合波されて一本の光ファイバ4eに導入され、レンズ3eを介して生体試料6の同一ポイントに照射され、光検出器7によって検出される。光検出器7の出力電流は電流電圧変換回路8によって電圧信号に変換され、アナログ・デジタルコンバーター10によりデジタル信号に変換される。信号処理装置12は光源駆動回路1a〜1dを制御し、各波長ごとの生体試料6による減光度を計算し、生体中の酸素飽和度、血流量、グルコース濃度を計算する。
請求項(抜粋):
光源ごとに異なる波長の照射光を発する複数の光源手段と、前記照射光を生体試料に照射する照射手段と、前記生体試料を透過した透過光を検出する検出手段と、前記検出手段で検出されるそれぞれの波長ごとの前記透過光の強度が所定の値になるように、前記複数の光源を制御して、異なる波長の前記照射光の強度を設定し、前記検出手段で検出されるそれぞれの波長ごとの前記透過光の強度から、前記生体試料の光吸収成分の濃度を求める信号処理制御手段と、を有することを特徴とする無侵襲生化学計測装置。

前のページに戻る