特許
J-GLOBAL ID:200903051623171000
アルミニウム合金製熱交換器ろう付け構造体の製造方法およびアルミニウム合金製熱交換器と熱交換器用ブレージングシート成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-276660
公開番号(公開出願番号):特開2000-084662
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 犠牲材層を有するブレージングシートを用いた熱交換器として、継手部の耐食性を改善する。【解決手段】 Al-Mg系もしくはAl-Mg-Si系合金からなる芯材の少なくとも片面に、芯材より20mV以上腐食電位が低い犠牲材層が積層され、さらにその犠牲材層の外側にろう材が積層されるブレージングシートを用いたアルミニウム合金製熱交換器ろう付け構造体において;ブレージングシート成形体を熱交換器形状に組立てるに先立ち、犠牲材層を有する側の継手部接合面に相当する部位に、ろう材の平均厚み以上の深さの溝部をろう材表面から形成しておく。これらによりろう付け加熱時には、溝部の底部付近の犠牲材層から、MgやZnなどの電位を卑にする合金成分がろう材中へ拡散して、その部分で犠牲材層と芯材との電位差が小さくなり、そのため溝部の形成部分で継手部内の犠牲材層中における板面方向に沿った優先腐食の進行を停止させることができる。
請求項(抜粋):
Al-Mn系合金もしくはAl-Mg-Si系合金からなる芯材の少なくとも片面に芯材よりも20mV以上腐食電位が低い犠牲材層が積層され、さらにその犠牲材層の外側にAl-Si系合金もしくはAl-Si-Mg系合金からなるろう材が積層されてなるブレージングシートを用いて、そのブレージングシートを所定の形状に成形してブレージングシート成形体とした後、熱交換器形状に組立てて、ろう付け加熱するアルミニウム合金製熱交換器の製造方法において、ブレージングシート成形体を熱交換器形状に組立てるに先立ち、ブレージングシートにおける犠牲材層を有する側の継手部接合面に相当する部位に、ろう材の平均厚さに対応する深さ以上の溝部をろう材表面から形成しておき、その後ブレージングシート成形体を熱交換器形状に組立ててろう付け加熱することを特徴とする、アルミニウム合金製熱交換器ろう付け構造体の製造方法。
IPC (9件):
B23K 1/19
, B23K 1/00 330
, B23K 35/22 310
, B23K 35/40 340
, B32B 15/01
, C22C 21/00
, C23F 13/00
, F28F 3/00 311
, F28F 19/06
FI (10件):
B23K 1/19 F
, B23K 1/00 330 K
, B23K 35/22 310 E
, B23K 35/40 340 J
, B32B 15/01 F
, C22C 21/00 J
, C22C 21/00 E
, C23F 13/00 E
, F28F 3/00 311
, F28F 19/06 A
Fターム (52件):
4F100AB02
, 4F100AB09A
, 4F100AB09C
, 4F100AB09E
, 4F100AB10A
, 4F100AB10C
, 4F100AB10E
, 4F100AB11A
, 4F100AB11C
, 4F100AB11E
, 4F100AB12
, 4F100AB14
, 4F100AB14A
, 4F100AB17
, 4F100AB18
, 4F100AB31A
, 4F100AB31C
, 4F100AB31E
, 4F100AR00B
, 4F100AR00D
, 4F100BA03
, 4F100BA04
, 4F100BA05
, 4F100BA06
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100BA10E
, 4F100BA13
, 4F100CB10C
, 4F100CB10E
, 4F100DD05B
, 4F100DD05C
, 4F100DD05D
, 4F100DD05E
, 4F100EC16C
, 4F100EC16E
, 4F100EC162
, 4F100EJ422
, 4F100GB32
, 4F100JB02
, 4F100JG10B
, 4F100JG10D
, 4F100JL03
, 4F100YY00B
, 4F100YY00D
, 4K060AA02
, 4K060BA13
, 4K060BA19
, 4K060BA43
, 4K060EA04
, 4K060EB05
引用特許:
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