特許
J-GLOBAL ID:200903051624220748
リニアモータを用いた送り装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114762
公開番号(公開出願番号):特開平8-309641
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 リニアモータによる吸引力の影響をなくして、案内ブロック等の寿命の低下を防止するとともに、送り精度が高いリニアモータを用いた送り装置を提供することを目的とする。【構成】 リニアモータ10が励磁されると、可動子71,81と固定子72,82との間に推力が発生し、リニアモータケース15は、軌道プレート16上を移動する。このため、コラム2はコラム案内レール11上を移動する。この時、可動子71,81と固定子72,82との間には吸引力が働くが、2組の可動子と固定子は、それぞれ軌道プレート16を挟んで背中合わせの状態で取り付けられているため、この吸引力は相殺され、コラム2やコラム案内ブロック12に不要な力が作用することはない。また、固定子72,82が取り付けられていない軌道プレート16の面は、ケース案内レール18と、ケース案内ブロック17とによって支持されている。このため、軌道プレートが振動することを防止できる。
請求項(抜粋):
ベースおよび移動体の一方に移動体案内レールを設け、他方に移動体案内ブロックを設けることによって、前記ベース上に前記移動体を案内し、リニアモータによって前記移動体を前記移動体案内レールの長手方向に移動させるリニアモータを用いた送り装置において、両端を支持されるとともに、前記移動体案内レールと平行に前記ベース上に設けられた軌道プレートと、この軌道プレートの平行な2つの面のそれぞれに背中合わせに取り付けられた一対の固定子と、前記移動体に筒状の空間部を形成するように、一対の前記固定子と対向して前記移動体に取り付けられた一対の可動子とを備えたことを特徴とするリニアモータを用いた送り装置。
引用特許:
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