特許
J-GLOBAL ID:200903051631404188

多層積層電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-320435
公開番号(公開出願番号):特開2004-158222
出願日: 2002年11月01日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】正・負活物質層、その間にある固体電解質層、活物質層の直上、直下にある集電体層の5層からなる薄膜固体リチウムイオン電池を一つの電池セルとして、その電池セルを複数段も重ねて一枚の基板の上に順次積層する構成の多層積層電池であって、フォトレジスト工程を必要とせず、製造プロセスを大幅に簡略した積層構造を提供する。【解決手段】前記電池セルの各層を積層し、さらに、それらの層を複数段積層するに際して、各層の積層膜の周縁部の巾を活物質層、集電体層、固体電解質層の順に広くして、活物質層を集電体層及び固体電解質層で周縁を積層し、さらに集電体層を固体電解質層で周縁を積層して電池セル間を絶縁する構造とした。これによりフォトレジスト工程が必要としない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リチウムイオンの吸蔵・放出が可能な正極活物質層及び負極活物質層と、それらの間にある電子伝導的に分離絶縁する機能を持つ固体電解質層と、それらの活物質層の直上及び直下で電流を集める機能を有する金属膜からなる正極側及び負極側集電体層とから構成される薄膜固体リチウムイオン二次電池を1つの電池セルとし、その電池セルを複数段重ねる多層積層構造の多層積層電池であって、 前記固体電解質層は、さらに隣接セル間の対電子伝導用絶縁膜となる前記機能と、前記集電体層(金属膜)は、上下隣接セルの活物質層間の対イオン伝導用絶縁膜となる機能とを利用して、前記正極及び負極活物質層の周辺を前記固体電解質層及び集電体層によりその周辺外側部位置で被覆絶縁し、さらに、その集電体層の前記外縁部を前記固体電解質層によりその外縁部外側部位置で被覆絶縁した積層構成とし、個々の前記電池セル間に新たな絶縁膜を用いることなく、前記複数段構造を一つの基板上に各層を順次積層して構成したことを特徴とする多層積層電池。
IPC (2件):
H01M10/40 ,  H01M2/22
FI (2件):
H01M10/40 B ,  H01M2/22 E
Fターム (27件):
5H017AA03 ,  5H017AS03 ,  5H017CC01 ,  5H017DD06 ,  5H017EE07 ,  5H017HH05 ,  5H022AA09 ,  5H022AA19 ,  5H022AA20 ,  5H022BB00 ,  5H022BB03 ,  5H022BB05 ,  5H022CC12 ,  5H022CC16 ,  5H022CC21 ,  5H022CC25 ,  5H022KK03 ,  5H029AJ14 ,  5H029AM12 ,  5H029BJ06 ,  5H029BJ12 ,  5H029BJ17 ,  5H029CJ24 ,  5H029CJ28 ,  5H029DJ05 ,  5H029DJ17 ,  5H029EJ05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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