特許
J-GLOBAL ID:200903051632095030

車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調節するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103271
公開番号(公開出願番号):特開平11-321444
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 別の光源から発した光線の影響を受けることなく、自車の前照灯から放射された光束の方向を高い精度で調節する。【解決手段】 センサ装置20によって照明状況を、前照灯10から放射されかつ車両前方の路面により反射された光線の形で検出し、評価装置42により、照明状況を、時間的に変化した強さを有する光線成分に関してのみ評価し、この光線成分を処理ユニット46に供給し、該処理ユニットにより実際の照明状況を適正調節された照明距離を有する目標照明状況と比較し、偏差が生じた場合には処理ユニットにより出力信号を発生させ、該出力信号により、前照灯10に対応する調節装置18を操作し、該調節装置18により、適正照明距離が調節されるまで前照灯10の傾きを調節する。
請求項(抜粋):
車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調節するための装置であって、前照灯(10)が少なくとも1つの光源(14)を有しており、前照灯(10)に対応する調節装置(18)が設けられていて、該調節装置(18)によって、前照灯(10)から放射された光束の方向が可変であり、少なくとも1つの光電式のセンサ装置(20)が設けられていて、該センサ装置(20)によって照明状況が、前照灯(10)から放射されかつ車両前方の路面により反射された光線の形で検出されるようになっており、さらに評価装置(42)が設けられていて、該評価装置(42)によって、センサ装置(20)により検出された実際の照明状況が、前照灯(10)から放射された光束の適正調節された方向を有する、少なくとも1つの記憶された目標照明状況と比較されるようになっており、実際の照明状況と目標照明状況との間に偏差が生じた場合には、該偏差を最小限に抑えるために評価装置(42)によって前記調節装置(18)が制御されるようになっている形式のものにおいて、少なくとも所定の時間毎に前照灯(10)の光線放射が時間的に変調されるようになっており、評価装置(42)よって、センサ装置(20)により検出された実際の照明状況が、ほとんど、時間的に変調された光線分に関してしか評価されないようになっていることを特徴とする、車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調節するための装置。
IPC (2件):
B60Q 1/14 ,  B60Q 1/12
FI (2件):
B60Q 1/14 F ,  B60Q 1/12 B

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