特許

J-GLOBAL ID：200903051641113122

液浸系顕微鏡対物レンズ

発明者： 鈴木敏信
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 韮澤 弘 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-311702
公開番号（公開出願番号）：特開平6-160720
出願日： 1992年11月20日
公開日（公表日）： 1994年06月07日
要約：

【要約】【目的】 倍率が40倍程度、NAが1.0程度で、像面平坦性のよいアポクロマート級の液浸系顕微鏡対物レンズ。【構成】 平凸レンズと物体側に強い凹面を向けたメニスカスレンズとの接合レンズを有する正屈折力の第1レンズ群G1、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合からなる第2レンズ群G2、接合レンズを有する第3レンズ群G3、像側に強い凹面を向けた接合メニスカスレンズからなる第4レンズ群G4、物体側に強い凹面を向け負レンズと正レンズの接合メニスカスレンズからなる第5レンズ群G5にて構成され、第1群、第5群の屈折率差、第1群、第4群の焦点距離、全系の後側焦点位置に関する条件を満足する。

請求項（抜粋）：

物体側から順に、平凸レンズと物体側に強い凹面を向けたメニスカスレンズとの接合レンズを有する正屈折力の第1レンズ群、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合からなる第2レンズ群、接合レンズを有する第3レンズ群、像側に強い凹面を向けた接合メニスカスレンズからなる第4レンズ群、物体側に強い凹面を向け負レンズと正レンズの接合メニスカスレンズからなる第5レンズ群にて構成され、次の各条件を満足することを特徴とする液浸系顕微鏡対物レンズ:(1) n<SB>2 </SB>-n<SB>1 </SB>>0.1(2) n<SB>13</SB>-n<SB>12</SB>>0.15(3) f/f<SB>1 </SB>>0.65(4) |f/f<SB>4 </SB>|<0.2(5) -0.8<F<SB>B </SB>/D<-0.3ただし、n<SB>1 </SB>、n<SB>2 </SB>はそれぞれ第1レンズ群中の平凸レンズと物体側に強い凹面を向けたメニスカスレンズの屈折率、n<SB>12</SB>、n<SB>13</SB>はそれぞれ第5レンズ群の負レンズと正レンズの屈折率、f<SB>1 </SB>、f<SB>4 </SB>、fはそれぞれ第1レンズ群、第4レンズ群、全系の焦点距離、F<SB>B </SB>は全系の後側焦点位置、Dは全系の第1面から最終面までの全長である。