特許
J-GLOBAL ID:200903051652743063

装軌式車両の下部走行体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278959
公開番号(公開出願番号):特開平10-100951
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 下ローラの軸受部に岩石が衝突したり土砂等が侵入するのを防止できるようにする。【解決手段】 トラックガード本体22のガード板23に形成された各切欠き部23Aに保護カバー27を着脱可能に取付け、この保護カバー27によって切欠き部23Aに収容された各下ローラ11の軸受11Aを覆う構成とする。これにより、装軌式車両の走行時や掘削作業時に軸受11Aに岩石等が衝突したり、走行時において履帯9に巻込まれた土砂等が軸受11A内に侵入するのを確実に防止できる。この結果、各下ローラ11を常時円滑に回転させることができ、装軌式車両の走行安定性を長期に亘って保証することができる。
請求項(抜粋):
左,右のサイドフレームの前,後方向両端に駆動輪,遊動輪を有するトラックフレームと、該トラックフレームの駆動輪と遊動輪との間に巻装される履帯と、該履帯を前記駆動輪と遊動輪との間で案内するため、前記各サイドフレームの下面側に設けられた複数の下ローラと、該各下ローラに対して前記履帯が左,右方向に位置ずれするのを規制するため、該各下ローラを左,右方向から挟むように前記各サイドフレームの下面側に着脱可能に取付けられたトラックガードとからなる装軌式車両の下部走行体において、前記トラックガードは、前記サイドフレームの前,後方向に伸長して設けられ、前記各下ローラの軸受部を収容する切欠き部が形成されたトラックガード本体と、前記各下ローラの軸受部を覆うために該トラックガード本体の各切欠き部の位置に着脱可能に設けられた保護カバーとから構成したことを特徴とする装軌式車両の下部走行体。
IPC (2件):
B62D 55/088 ,  E02F 9/02
FI (2件):
B62D 55/088 ,  E02F 9/02 A

前のページに戻る