特許
J-GLOBAL ID:200903051657854858

セラミックス成形体の脱脂方法および脱脂装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278489
公開番号(公開出願番号):特開平9-188569
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 従来の方法は単位規模および単位時間当たりの生産性が低く、有機バインダの酸化分解や金属粉体の酸化膨張によって製品の欠陥が発生する。【解決手段】 セラミックス粉体と内部電極の金属粉体と有機バインダで構成されるセラミックス成形体21を加熱し、セラミックス成形体21より有機バインダを除去するに際し、セラミックス成形体中の金属粉体の酸化還元平衡酸素分圧より低い酸素分圧の非酸化性雰囲気ガスAを事前に予熱ヒータ12で加熱し、セラミックス成形体21を支持する支持容器11に対して、一方向から送風して再循環させることなく排出させ、非酸化性雰囲気ガスの0°C、1気圧の1分あたりの換算流量が、セラミックス成形体21を支持する支持容器11の全空間体積以上に設定して脱脂する。
請求項(抜粋):
セラミックス粉体と内部電極としての金属粉体と有機バインダとで構成されるセラミックス成形体を加熱し、セラミックス成形体から有機バインダを除去するセラミックス成形体の脱脂方法において、前記セラミックス成形体中の内部電極の金属粉体の酸化還元平衡酸素分圧より低い酸素分圧の非酸化性雰囲気ガスを所定の温度に加熱し、このガスをセラミックス成形体を支持する支持容器に対して一方向より送風して再循環させずに排出し、かつ非酸化性雰囲気ガスの0°C,1気圧の1分あたりの換算流量が、前記支持容器の全空間体積以上の流量に設定されたセラミックス成形体の脱脂方法。

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