特許
J-GLOBAL ID:200903051657999309

ラミネ-ト用アクリル樹脂フィルムおよび積層体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169385
公開番号(公開出願番号):特開2000-072895
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 ラミネート後でも優れた艶消し性を有し、かつテカリ感のないラミネート用アクリル樹脂フィルムを得ること。【解決手段】 特定のアクリル樹脂組成物(A)100重量部に対して、下記の有機非架橋艶消し剤(B)0.5〜15重量部および無機または有機架橋艶消し剤(C)1〜20重量部が配合され、且つ180°C、シアレート6.1sec-1での溶融粘度が35000Pa・s以下である樹脂混合物をフィルム化して得られるラミネート用アクリル樹脂フィルム。
請求項(抜粋):
下記のアクリル樹脂組成物(A)100重量部に対して、下記の有機非架橋艶消し剤(B)0.5〜15重量部および無機または有機架橋艶消し剤(C)1〜20重量部が配合され、且つ180°C、シアレート6.1sec-1での溶融粘度が35000Pa・s以下である樹脂混合物をフィルム化して得られるラミネート用アクリル樹脂フィルム。アクリル樹脂組成物(A)以下に示される熱可塑性重合体(A-1)0.1〜20重量%、ゴム含有重合体(A-2)5〜99.9重量%および熱可塑性重合体(A-3)0〜94.9重量%の合計が100重量%であるアクリル樹脂組成物(A)。(A-1) 熱可塑性重合体メタクリル酸メチル50〜100重量%、共重合可能な他のビニル単量体の少なくとも1種0〜50重量%とからなり、重合体の還元粘度(重合体0.1gをクロロホルム100mlに溶解し、25°Cで測定)が0.1L/gを超える熱可塑性重合体。(A-2) ゴム含有重合体アクリル酸アルキルエステル35〜99.9重量%、共重合可能な他のビニル単量体0〜64.9重量%および共重合性の架橋性単量体0.1〜10重量%からなる単量体混合物を重合して得られる一層以上の多層弾性共重合体100重量部の存在下にメタクリル酸アルキルエステル50〜100重量%と共重合可能な他のビニル単量体0〜50重量%からなる単量体またはその混合物10〜2000重量部(多層弾性共重合体100重量部に対して)を重合させることにより得られるゴム含有重合体。(A-3) 熱可塑性重合体炭素数1〜4のアルキル酸を有するメタクリル酸アルキルエステル50〜99重量%と、アクリル酸アルキルエステル1〜50重量%および共重合可能な他のビニル単量体の少なくとも1種0〜49重量%とからなり、重合体の還元粘度(重合体0.1gをクロロホルム100mlに溶解し、25°Cで測定)が0.1L/g以下である熱可塑性重合体。有機非架橋艶消し剤(B)アルキル基の炭素数1〜8のアクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、または/およびメタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル(b-1)1〜80重量%、アルキル基の炭素数1〜13のメタクリル酸アルキルエステル(b-2)10〜99重量%、アルキル基の炭素数1〜8のアクリル酸アルキルエステル(b-3)0〜79重量%、および共重合可能な他のビニル単量体の少なくとも1種0〜50重量%(b-4)からなる有機非架橋艶消し剤(B)。
IPC (3件):
C08J 5/18 CEY ,  B32B 27/30 ,  C08L 33/10
FI (3件):
C08J 5/18 CEY ,  B32B 27/30 A ,  C08L 33/10

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