特許
J-GLOBAL ID:200903051658670793

熱可塑性樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-515212
公開番号(公開出願番号):特表2000-507176
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】(A)5から95重量%の、60重量%までの残留水分を含有する、少なくとも一種類の水湿潤性エラストマー組成分A、(B)5から95重量%の少なくとも一種類の熱可塑性重合体B、(C)0から95重量%の少なくとも一種類のさらに他の重合体C、および(D)0から70重量%の添加剤Dを含有する強化熱可塑性樹脂またはこの強化熱可塑性樹脂を含有するポリマーブレンドを、上記エラストマー組成分Aと、上記熱可塑性重合体B、および存在する場合には上記のさらに他の重合体C、および存在する場合には上記添加剤Dとを、押出機中において、上記エラストマー組成分Aを機械的に脱水しつつ混合することにより製造するための製造方法であって、組成分A、B、CおよびDが、同一方向または反対方向に回転する、少なくとも二本のスクリューを有し、搬送方向(下流方向)においてスクリュー径Dscrewを有する押出機に給送され、この押出機が、エラストマー組成分Aを計量給送手段により押出機に給送するための少なくとも一個所の計量給送圏と、少なくとも一個の抑制部材と、この(第一)抑制部材の上流で、少なくとも1個のスクリュー径Dscrewに対応する寸法の間隔を置いた個所に穿設された脱水口とを有する、エラストマー組成分Aを圧搾脱水するための少なくとも一個所の圧搾脱水圏と、熱可塑性重合体Bを溶融体として押出機中に導入するための少なくとも一個所の給送圏と、混合または混練部材を具備する少なくとも一個所の可塑化処理圏と、少なくとも一個の脱気(上述したように厳密には脱揮発成分処理)口が穿設され、残留水分を蒸気として除去するための少なくとも一個所の脱気(同上)処理圏と、排出圏とを具備し、上記脱水口から排出される水の一部もしくは全部が液相で存在し、上記組成分Cおよび/またはDが互に一緒にまたは別個に、あるいは上記組成分A、Bと互に一緒にまたは別個に、単一または複数の上述押出機各処理圏に給送されることを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
(A)5から95重量%の、60重量%までの残留水分を含有する、少なくとも一種類の水湿潤性エラストマー組成分A、 (B)5から95重量%の少なくとも一種類の熱可塑性重合体B、 (C)0から95重量%の少なくとも一種類のさらに他の重合体C、および (D)0から70重量%の添加剤Dを含有する強化熱可塑性樹脂またはこの強化熱可塑性樹脂を含有するポリマーブレンドを、上記エラストマー組成分Aと、上記熱可塑性重合体B、および存在する場合には上記のさらに他の重合体C、および存在する場合には上記添加剤Dとを、押出機中において、上記エラストマー組成分Aを機械的に脱水しつつ混合することにより製造するための製造方法であって、組成分A、B、CおよびDが、同一方向または反対方向に回転する、少なくとも二本のスクリューを有し、搬送方向(下流方向)においてスクリュー径Dscrewを有する押出機に給送され、この押出機が、 エラストマー組成分Aを計量給送手段により押出機に給送するための少なくとも一個所の計量給送圏と、 少なくとも一個の抑制部材と、この(第一)抑制部材の上流で、少なくとも1個のスクリュー径Dscrewに対応する寸法の間隔を置いた個所に穿設された脱水口とを有する、エラストマー組成分Aを圧搾脱水するための少なくとも一個所の圧搾脱水圏と、 熱可塑性重合体Bを溶融体として押出機中に導入するための少なくとも一個所の給送圏と、 混合または混練部材を具備する少なくとも一個所の可塑化処理圏と、 少なくとも一個の脱気(上述したように厳密には脱揮発成分処理)口が穿設され、残留水分を蒸気として除去するための少なくとも一個所の脱気(同上)処理圏と、 排出圏とを具備し、 上記脱水口から排出される水の一部もしくは全部が液相で存在し、 上記組成分Cおよび/またはDが互に一緒にまたは別個に、あるいは上記組成分A、Bと互に一緒にまたは別個に、単一または複数の上述押出機各処理圏に給送されることを特徴とする方法。 2.押出機として、同一方向に回転するスクリューを有する二軸押出機を使用することを特徴とする、請求項1の方法。 3.押出機として、最後の脱気圏と排出圏の間において、組成分Cおよび/またはDが、少なくとも1個の計量、給送手段により、一緒にもしくは別個に給送、導入され、混合部材および/または混練部材を具備するさらに他の給送圏を有する押出機を使用することを特徴とする、請求項1または2の方法。 4.組成分Cおよび/またはDの計量給送手段が、押出機であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかの方法。 5.排出圏が、ダイヘッドで終結し、搬送方向で見て、ダイヘッド前方に溶融体濾過装置が設けられている押出機を使用することを特徴とする、請求項1から4のいずれかの方法。 6.ダイヘッドの後方に、溶融顆粒化のための装置が設けられている押出機を使用することを特徴とする、請求項1から5のいずれかの方法。 7.溶融顆粒化装置が、水中において稼働される(水中顆粒化)ことを特徴とする、請求項1から6のいずれかの方法。 8.圧搾脱水圏において、脱水開口として濾過バレルを使用しないことを特徴とする、請求項1から7のいずれかの方法。 9.押出機が、エラストマー組成分Aの計量給送圏および圧搾脱水圏において加熱されないことを特徴とする、請求項1から8のいずれかの方法。 10.押出機が、溶融熱可塑性重合体B給送圏より後方の下流帯域の、押出機終端前方において、少なくとも一個所のさらに他の溶融熱可塑性重合体B給送圏を有することを特徴とする、請求項1から9のいずれかの方法。 11.上記のさらに他の溶融熱可塑性重合体B給送圏が、最後の脱気圏と排出圏の間に、あるいは排出圏内に設けられていることを特徴とする、請求項1から10のいずれかの方法。 1
IPC (7件):
B29C 47/40 ,  B29C 47/64 ,  B29C 47/76 ,  C08J 3/205 ,  C08L 21/00 ,  C08L 51/04 ,  B29K 9:00
FI (6件):
B29C 47/40 ,  B29C 47/64 ,  B29C 47/76 ,  C08J 3/205 ,  C08L 21/00 ,  C08L 51/04

前のページに戻る