特許
J-GLOBAL ID:200903051661771720
凍結濃縮分離方法及び凍結濃縮分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-050916
公開番号(公開出願番号):特開2003-245657
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月02日
要約:
【要約】【課題】 成長した氷と濃縮水との分離効率を向上させることを課題とする。【解決手段】 保冷タンク30内の濃縮水の比重が小さいときは、氷Cは下方に沈んでいるため、下部ハッチ138を開放して氷Cを下方から取り出す。また、濃縮水の比重が大きいときは、氷Cは上方に浮上しているため、上部ハッチ120を開放して保冷タンク30の上方から氷Cを取り出す。一方、濃縮水の比重が小さいときは、濃縮水は上方の送排水管102から排出し、濃縮水の比重が大きいときは、濃縮水は下方の送排水管100から排出する。このように、濃縮水の比重、すなわち、濃度によって、氷の取出し位置及び濃縮水の排出位置を変えることで、分離するときに濃縮水と氷が混ざり難くなり、結果として、氷の表面に溶剤が付着せず、溶剤を余り含まない綺麗な氷を融解し水として再利用することができる。
請求項(抜粋):
溶剤を吸収した水を凍結し、溶剤を含まない氷と溶剤を含有する濃縮水とに分離する凍結濃縮分離方法において、前記溶剤を吸収した水を製氷機で凍結し氷粒を製氷する工程と、前記製氷機から導入された前記氷粒を保冷タンクに集積し氷に成長させる工程と、前記保冷タンク内の濃縮水の比重によって、成長した氷の取出位置と濃縮水の排出位置を変えて該氷と濃縮水とに分離して取り出す工程と、を有することを特徴とする凍結濃縮分離方法。
IPC (4件):
C02F 1/22 ZAB
, F25C 1/00
, B01D 53/44
, B01D 53/77
FI (3件):
C02F 1/22 ZAB A
, F25C 1/00 Z
, B01D 53/34 117 C
Fターム (15件):
4D002AB03
, 4D002AC07
, 4D002BA02
, 4D002CA01
, 4D002CA07
, 4D002DA35
, 4D002EA07
, 4D002GA03
, 4D002GB08
, 4D037AA15
, 4D037AB11
, 4D037BA21
, 4D037BB01
, 4D037BB02
, 4D037CA06
前のページに戻る