特許
J-GLOBAL ID:200903051664818409

過給機付ディーゼルエンジンの最大燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332046
公開番号(公開出願番号):特開平6-173741
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】加速状態に適合させて最大燃料噴射量を増量補正し、発進加速性能の向上とスモーク低減との両立を図る。【構成】燃料噴射ポンプ2において、ターボチャージャ10の作動に伴い過給圧室23に導入される過給圧と、負圧室24に導入される圧力との関係により最大燃料噴射量を増量補正するブーコン22を設ける。負圧室24に導入される負圧を制御するためのEVRV17を設ける。負圧室24へ選択的に負圧を導入するための各VSV15,27を設ける。ECU47では、運転状態に応じてEVRV17、各VSV15,27を開閉制御する。又、ECU47では、自動車の急発進と判断した時に、吸気圧センサ44より得られる過給圧の上昇率に応じてEVRV17の開度を制御して、負圧室24に導入される単位時間当たりの負圧量を調整し、もって最大燃料噴射量を徐々に増量補正させる。
請求項(抜粋):
駆動源として車両に搭載されたディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンに取り込まれる空気を昇圧させるための過給機と、前記ディーゼルエンジンへ燃料を圧送するための燃料噴射ポンプと、ダイヤフラムにより区画された過給圧室と負圧室とを備え、前記過給機の作動に伴い前記過給圧室に導入される過給圧と、前記負圧室に導入される圧力との関係により前記ダイヤフラムを変位させることにより、前記燃料噴射ポンプからの最大燃料噴射量を増量補正するための燃料噴射量調整機構と、前記燃料噴射量調整機構の前記負圧室に導入される負圧を制御するために開度調節される負圧制御弁と、前記車両及び前記ディーゼルエンジンの運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記過給機により得られる過給圧を検出するための過給圧検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記車両の発進時と判断したときに、前記過給圧検出手段により検出される過給圧の上昇率を算出するための過給圧上昇率算出手段と、前記過給圧上昇率算出手段により算出される過給圧の上昇率に応じて、前記負圧室に導入される単位時間当たりの負圧量を調整すべく前記負圧制御弁の開度を制御するための負圧制御弁制御手段とを備えたことを特徴とする過給機付ディーゼルエンジンの最大燃料噴射量制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/10 380 ,  F02D 1/02 321 ,  F02D 23/02 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 45/00 364

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