特許
J-GLOBAL ID:200903051679748202
リニア圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-293842
公開番号(公開出願番号):特開2003-097426
出願日: 2001年09月26日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 リニア圧縮機に関して、オイルレス条件下でも、シール部材によりピストンとシリンダ間の隙間から冷媒ガスが洩れることを抑制し、高効率かつ高信頼性を図る。【解決手段】 圧縮室8側のピストン4の先端部において円周方向に凹形状溝4cを形成し、シール部材10を凹形状溝4cに配設し、シール部材10を圧縮室8側に湾曲延出させて、凹形状溝4cとシリンダ3の壁面でシールを行なうものであり、この構成により、圧縮室内のガス圧力がシール部材に作用して、ピストン4先端部に配設した凹形状溝4cの軸方向とシリンダ壁面の径方向にシール部材が押し付けられる。よって圧縮室8から密閉容器1内への冷媒漏れを防ぐ。特にシール部材10を湾曲延出させることで従来のリング状のシール部材に比べ径方向のシール長がとれ、シール性能の向上が図れる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に支持機構部により支持されるシリンダと、前記シリンダにその軸線方向に沿って摺動自在に支持されるピストンと、ヘッドカバ部と、前記ピストンと前記ヘッドカバ部の間に設けられた圧縮室と、前記ピストンに軸線方向の力を付与するばね部材と、前記ピストンと前記ばね部材とを連結する連結機構部と、前記シリンダに固定される固定部及び前記ピストンに結合される可動部を有するリニアモータ部とを備えたリニア圧縮機であって、前記圧縮室側の前記ピストン先端部において円周方向に凹形状溝を形成し、シール部材を前記凹形状溝に配設し、前記シール部材を前記圧縮室側に湾曲延出させて、前記凹形状溝と前記シリンダの壁面でシールを行なうことを特徴としたリニア圧縮機。
IPC (2件):
F04B 35/04
, F04B 39/00 104
FI (2件):
F04B 35/04
, F04B 39/00 104 D
Fターム (8件):
3H003AA02
, 3H003AB05
, 3H003AC03
, 3H003BC03
, 3H076AA02
, 3H076BB10
, 3H076CC05
, 3H076CC31
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