特許
J-GLOBAL ID:200903051682361726

経路探索装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269125
公開番号(公開出願番号):特開平8-128842
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 より実用性の高い経路探索を実現する。【構成】 経路探索の起点Oとなる地点に接続された複数の探索点N1,N2,N3の中から、起点Oからの経路長の最も短い探索点Nを次の起点として選択する探索処理において、探索点Nが所定の条件に該当する場合は起点Oと探索点Nとの経路長を変更する。その条件とは、たとえば始点Sと探索点Nとの距離Nsと終点Gと探索点Nとの距離Ngの和Ns+Ngが予め定める距離を越えた場合、探索点Nが3つ以上の道路が接続されている交差点であるとき、あるいは探索点Nに経路探索において優先される属性を持つ道路(高速道路や有料道路)が接続されている場合である。このような経路長の補正を行うことによって、起点Oに接続された複数の探索点Nの中から1つを選択する際に、単なる最短距離ではなく、現実的に有用な最短経路が選択されることとなる。
請求項(抜粋):
道路を折線近似した折点または交差点などの道路上の地点を表すノードデータと、2つの地点を接続する道路の経路長および属性を表すリンクデータとを含んで構成される地図データに基づいて、指定された出発地点から目的地点までの最短経路を探索する経路探索装置において、探索の起点に接続された探索点の中から、起点からの経路長の最も短い探索点を次の起点として選択する探索処理を、出発地点を最初の起点として開始し、探索点と目的地点とが一致するまで繰返し実行する探索手段と、探索の起点となる地点に接続されている探索点となる地点を表すノードデータと、起点および探索点に接続されている道路に対応するリンクデータとを地図データから読出して記憶する記憶手段と、出発地点から探索点までの距離と、目的地点から探索点までの距離との和を求め、前記和が大きいほど起点と探索点との経路長を長くする重み付けを行う補正手段とを含むことを特徴とする経路探索装置。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10

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