特許
J-GLOBAL ID:200903051685811900
貯蔵タンク内の液体の質量を測定する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-021030
公開番号(公開出願番号):特開平5-097182
出願日: 1992年02月06日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】無動状態にある静止衛星の燃料貯蔵タンク等の液体の量を、電磁信号を供給せずに、正確に測定する。【構成】貯蔵タンク内に含まれている液体の質量は、空の状態のタンクの質量を測定し、タンクおよびその内容物に正確に測定された値のヒータ電力を供給することによって達成される。また、温度の応答特性を測定し、全体の質量に比熱を掛けた積を決定する。比熱はタンク内の液体の質量に依存しているが、直線性が全体の質量と全体の質量に比熱を掛けた積との間に確立されている。それから、液体の未知の質量はタンクおよびその内容物に既知の値のヒータ電力を供給し、それに対する温度の上昇速度を測定することによって決定される。システムの質量に比熱を掛けたものは温度の上昇速度から測定され、未知の量の液体を含むシステムの質量を決定する。未知のシステムの質量からタンクの質量を差し引くことにより、液体の質量が決定される。
請求項(抜粋):
タンク内の流体の量を測定する方法であって、校正用に空の状態における前記タンクの質量を測定し、正確に測定された第1の値の熱エネルギを空の状態の前記タンクに供給し、この第1の値の熱エネルギに応じた前記タンクの温度上昇を測定し、前記温度上昇に前記タンクの質量を掛けた積によって前記熱エネルギの第1の値を割った商を算出することによって前記タンクの比熱を表すデータを算出して、第1の校正値を設定し、第2の校正状態を定めるために既知の質量の流体を前記タンクに入れ、前記第2の校正状態において正確に測定された第2の値の熱エネルギを前記タンクおよびその内容物に供給し、前記第2の値の熱エネルギに応じた温度上昇を測定し、前記第2の値の熱エネルギに応じた前記温度上昇に前記タンクの質量と前記流体の前記既知の質量を加えた和を掛けた積によって前記熱エネルギの第2の値を割った商を算出することによって、前記第2の校正状態における前記タンクおよびその内容物の比熱を表すデータを発生して、第2の校正値を設定し、前記タンク内に未知の質量の流体を入れた状態で、正確に測定された第3の値の熱エネルギを前記タンクおよびその内容物に供給し、前記第3の値の熱エネルギに応じた前記タンクおよびその内容物の温度上昇を測定して、データ値を設定し、前記第1および第2の校正値に関連する前記データ値に対して直線的内挿および外挿を行って、前記タンクの前記質量および前記未知の質量の和を決定し、中間の結果を形成し、前記中間の結果から前記タンクの質量を差し引いて、前記流体の前記未知の質量を決定する前記方法。
IPC (3件):
B65D 90/48
, F02K 9/56
, B64G 1/40
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