特許
J-GLOBAL ID:200903051687407406

変位センサ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-354580
公開番号(公開出願番号):特開平7-198413
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】変位センサの異常検出精度を高めること。【構成】図1は変位センサ本体10として摺動抵抗を用い、信号処理部にマイクロコンピュータ(CPU)22 を用いて、車両の電子スロットル制御に応用した場合の制御システムの構成図で、変位センサ本体10から出力された電気信号は二つのフィルタ回路F1とF2に並列に入力される。回路の時定数がC1R1<<C2R2としてあり、二つの信号の差はセンサ信号の過渡的な状態で大きくなり、定常的な状態で0となる。定常状態の場合は、センサ信号の許容誤差として小さい値を選択し、過渡状態の場合には、許容誤差を大きく設定する。そして変位センサ信号を平均して、センサ信号との差が許容誤差を越えるとセンサの異常と判断する。
請求項(抜粋):
連続的な抵抗値分布の抵抗体を有し、測定対象の物理変化を抵抗比例させる比例検知機構と、前記抵抗値分布に定電圧を印加して、検知した物理変化を電気信号で比例出力する信号発生部と、出力された該電気信号を処理する信号処理部とを備えてなる変位センサ信号処理装置において、前記電気信号から低周波成分を取り出し、該低周波成分に基づき、前記低周波成分の変化が大きい場合は前記電気信号の許容値に大許容値を設定し、前記変化が小さい場合は前記許容値に小許容値を設定する許容値設定手段を有し、前記信号処理部に、該信号処理部に記憶している直前に出力したセンサ値n点(n>2)の平均値と前記電気信号との差が前記許容値の範囲内であるかを判断する判定処理を含むことを特徴とする変位センサ信号処理装置。
IPC (5件):
G01D 5/12 ,  F02D 45/00 364 ,  G01D 5/16 ,  G01R 31/00 ,  G01B 7/00

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