特許
J-GLOBAL ID:200903051691119792

フィルダムの造成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284390
公開番号(公開出願番号):特開平9-100524
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 遮水性能及び剛性に問題のある土質材料でもコア材として有効に利用でき、ダム堤体の遮水性及び安定性に優れたフィルダムを造成可能とする。【解決手段】 フィルダム造成予定地の基盤Gの上面を整地し、この基盤G上にコアゾーン1と、その外側のフィルタゾーン2と、更にその外側のロックゾーン3からなり上流側及び下流側に所定の勾配の斜面を有する高さHのダム堤体Dを造成する。造成後、ダム堤体Dの圧密沈下を含む変形がほぼ収束したら、コアゾーン1の頂部から基盤Gまで掘削してその掘削された土質材料に適量のセメントを注入して混合することにより、コアゾーン1の内部に、ダム軸の方向に沿って延在され下端4aが基盤Gに食い込んだソイルセメントからなる遮水壁4を形成する。
請求項(抜粋):
基盤上に、適宜遮水性を有する土質材料をコアゾーンとする複数のゾーンからなるダム堤体を盛り立てた後、前記コアゾーンの頂部から前記基盤の上面にかけて、前記コアゾーンの土質材料にセメント及び水を添加混合して固結したソイルセメントからなる遮水壁を、ダム軸に沿って連続して形成することを特徴とするフィルダムの造成方法。

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