特許
J-GLOBAL ID:200903051691614653

使用済みリチウム-コバルト二次電池の不活性化方法、及びこれを用いた使用済みリチウム-コバルト二次電池からのコバルト回収法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026759
公開番号(公開出願番号):特開平10-223264
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】従来使用済みリチウム二次電池からコバルト有価物を回収するには、使用済み電池を焼成後粉砕し、規定の粒度以下に篩い、所望の成分を分別するものであったが、充電された電池を高温で直接焼成するため危険性を生じる。それを避けるために、充電された電池の容器を単に開口したのでは、ショート電流等による発熱が起こり実際に適用するには不適当であった。【解決手段】コバルトを含有する電池を、開口させた後に溶液中に浸漬させることにより、又は溶液中で開口させることにより、電池中の電解質を含む有機溶媒を溶液中に浸出させる。つぎに溶液中から取り出し、加熱した後に粉砕し、該粉砕物を篩い分けしてコバルトを主に含む篩い下を回収する。好ましくは活物質原料または不活性化した電池粉砕後の活物質の最大粒度の5倍以下の成分となるように篩い分けする。
請求項(抜粋):
コバルトを含有する電池を、開口させた後に溶液中に浸漬させることにより、又は溶液中で開口させることにより、電池中の電解質を含む有機溶媒を溶液中に浸出させることを特徴とする使用済みリチウム-コバルト二次電池の不活性化方法。
IPC (4件):
H01M 10/54 ,  B09B 5/00 ZAB ,  C22B 7/00 ,  C22B 23/00
FI (4件):
H01M 10/54 ,  C22B 7/00 C ,  C22B 23/00 ,  B09B 5/00 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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