特許
J-GLOBAL ID:200903051700054100

分離可能の使い捨て管組立体を有する滅菌可能の内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507449
公開番号(公開出願番号):特表平8-502905
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】内視鏡が、滅菌可能な細長い光学部材カプセル部分と、分離可能な使い捨て滅菌チャネル部分とを有している。カプセルには、遠位端の映像センサ前方に窓が設けられている。映像センサに接続されている映像伝送電子ケーブルがカプセルから近位方向に延びている。光伝送ファイバが、窓のところから近位方向に延び、光を遠隔光源から検診部位へ伝送する。ケーブルとファイバとが、カプセルの近位端に接続された共通の導管内に収められている。チャネル部分は、カプセルに対し固定位置に取外し可能に付加取付けされ、流体供給用又は手術器具受容用の複数の縦方向チャネルを有している。流体供給用又は遠隔位置からの手術器具操作用の各チャネルの近位端には、可とう的な管が接続されている。分離可能な部分は、使用後、使い捨て可能である。カプセルは滅菌可能であり、滅菌後、新しい別の分離可能の滅菌部分を付加取付けして、次の患者に再利用できる。分離可能なチャネル部分は、従来型式の内視鏡に付加して利用することもできる。従来型式の内視鏡は滅菌サックをかぶせて再滅菌の手間を最小限に抑えられる。つなぎ式内視鏡を体内導管内に位置せしめるために、臍帯状バルーンカテーテル又はテレスコープ式カテーテルを用いることができる。周方向に間隔をおいて設けられた流体孔には気体又は液体のジェットが選択的に供給され、内視鏡を位置決めする。あるいは又、鉄含有材料製ハウジングを有するカプセルを体内導管に沿って外から強力な磁石によって操作することもできる。
請求項(抜粋):
滅菌可能な光学部材部分と使い捨ての滅菌チャネル部分とを有する改良型内視鏡において、この内視鏡に、 細長いカプセルが備えられており、このカプセルが、遠位端に透明な窓を有する事実上円筒形の、内視鏡光学部材を収容するハウジングと、近位端とを有しており、また、 前記窓に隣接して前記カプセル内に配置された映像センサが備えられ、更に、 映像電子ケーブが備えられ、このケーブルが、前記映像センサに接続された遠位端を有し、かつ前記カプセルから近位方向に延び、それにより、映像信号が前記映像センサからビデオ制御ユニットへ、更には遠隔映像表示装置へ伝送され、また 少なくとも1個の光伝送ファイバが備えられ、この光伝送ファイバが、前記カプセル内に前記窓に隣接する遠位端を有し、かつ前記カプセルから近位方向に延びており、これにより前記光伝送ファイバが光を遠隔光源から検査部位へ伝送するようにされ、更に 分離可能のチャネル部分が備えられ、この部分が少なくとも1つの縦方向チャネルを有し、このチャネルにより流体の流通もしくは手術器具の受容が行なわれるようにされ、更に、 前記カプセルに前記分離可能のチャネル部分を着脱可能に付加取付けする手段が備えられ、更に、 前記チャネルの近位端に接続された可とう的な管が備えられ、この管により流体の供給又は遠隔個所からの手術器具の操作が行なわれ、前記分離可能のチャネル部分は1人の患者に使用後に廃棄可能であり、前カプセルは、滅菌可能であり、再滅菌後、新しい分離可能の滅菌チャネル部分を付加して次の患者に再使用できることを特徴とする、滅菌可能の光学部材部分と使い捨ての滅菌チャネル部分とを有する改良型内視鏡。
IPC (2件):
A61B 1/00 300 ,  A61B 1/04 372
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭58-044033
  • 特開昭61-179128
  • 特開平4-022325
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