特許
J-GLOBAL ID:200903051701019899

タンパク質を分析するための方法および組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-591784
公開番号(公開出願番号):特表2005-505749
出願日: 2002年05月21日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
サンプル中の1つ以上の標的ポリペプチドを決定するための方法、組成物およびキットが開示される。ここで、標的ポリペプチドは、翻訳後修飾を受けている。サンプルおよび第1の試薬を含む混合物は、各々の結合部分の結合が生じる条件に供され、ここで、第1の試薬は、切断誘導部分および標的ポリペプチド上の結合部位に対する第1の結合因子を含んでいる。この結合部位は、標的ポリペプチドに関する翻訳後修飾活性の結果である。第1の結合因子と結合部位との間の相互作用は、切断誘導部分を切断可能部分へと非常に近位に導く。この切断可能部分は、ポリペプチドと結合され、そして切断誘導部分の近位にある場合のみ切断に感受性である。このようにして、ポリペプチドの各々に対する電気泳動タグが放出され得る。放出された電気泳動タグは分離され、そして標的ポリペプチドの存在および/または量が、対応する電気泳動タグに基づいて決定される。
請求項(抜粋):
標的ポリペプチドを含むと考えられるサンプル中の1つ以上の標的ポリペプチドの存在または非存在を決定するための方法であって、以下の工程: クラス特異的試薬および1つ以上の電気泳動プローブを提供する工程であって、該クラス特異的試薬は、切断誘導部分および第1の結合因子を有し、該切断誘導部分が、有効な近接を有し、該第1の結合因子が、該1つ以上の標的ポリペプチドにおける翻訳後修飾について特異的であり、そして該1つ以上の電気泳動プローブは、各々、結合部分および1つ以上の電気泳動タグを有し、該結合部分が、標的ポリペプチドに対して特異的であり、該1つ以上の電気泳動タグが、各々、切断可能な結合によって該電気泳動プローブに結合される、工程; 該サンプル、該クラス特異的試薬、および該1つ以上の電気泳動プローブを混合する工程であって、その結果、該クラス特異的試薬および該1つ以上の電気泳動プローブが、該1つ以上の標的ポリペプチドに結合し、そして該1つ以上の電気泳動プローブの少なくとも1つの切断可能な結合が、該1つ以上の電気泳動タグが放出されるように切断誘導部分の有効な近接の範囲内である、工程; 該放出された電気泳動タグを電気泳動的に分離する、工程;ならびに 該放出された電気泳動タグの存在または非存在に基づいて、該1つ以上の標的ポリペプチドの存在または非存在を決定する、工程; を包含する方法。
IPC (5件):
G01N33/483 ,  G01N21/78 ,  G01N27/447 ,  G01N33/53 ,  G01N33/536
FI (8件):
G01N33/483 F ,  G01N21/78 C ,  G01N33/53 D ,  G01N33/536 D ,  G01N27/26 301A ,  G01N27/26 301B ,  G01N27/26 331E ,  G01N27/26 315Z
Fターム (20件):
2G045BB50 ,  2G045BB51 ,  2G045DA36 ,  2G045FA11 ,  2G045FB01 ,  2G045FB03 ,  2G045FB05 ,  2G045FB12 ,  2G045GC15 ,  2G054AB04 ,  2G054BB03 ,  2G054BB13 ,  2G054CA23 ,  2G054CB02 ,  2G054CB03 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054FA19 ,  2G054GA04 ,  2G054GB02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 改質タンパク質及びその製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-340885   出願人:ニユー・イングランド・バイオレイブス・インコーポレイテツド

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