特許
J-GLOBAL ID:200903051701453378

鋳造用耐火物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高 雄次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354583
公開番号(公開出願番号):特開平6-183828
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 耐食性及び耐スポーリング性を維持しつつ、耐酸化性に優れ、なおかつ長時間使用後に酸化現象が発生した場合にも組織脆弱化による強度低下を起こさないようにする。【構成】 アルミナ原料に、アルミナ、シリカ及びジルコニアのうち少なくとも2種を含む2〜3成分系原料5〜25重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨材とし、更に何れも100メッシュ以下のメソフェーズピッチ及び/又は黒鉛2〜10重量%、金属Si2〜5重量%、金属Fe1〜5重量%を加えて100重量%とし、これを適量のフェノールレジン液と共に混練、成形した後、還元雰囲気で焼成することにより、金属Feがカーボン共存下でセメンタイトを形成する一方、セメンタイトが稼動に伴って徐々にFeとCに解離し、酸化が進行すると共に解離したFeが骨材アルミナと反応してヘルシナイトを生成する。
請求項(抜粋):
アルミナ原料に、アルミナ、シリカ及びジルコニアのうち少なくとも2種を含む2〜3成分系原料5〜25重量%を加え上記アルミナ原料と共に主要骨材とし、更に何れも100メッシュ以下のメソフェーズピッチ及び/又は黒鉛2〜10重量%、金属Si2〜5重量%、金属Fe1〜5重量%を加えて100重量%とし、これを適量のフェノールレジン液と共に混練、成形した後、還元雰囲気で焼成することを特徴とする鋳造用耐火物の製造方法。

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