特許
J-GLOBAL ID:200903051702380412

無線呼出システムの遅延補正方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245828
公開番号(公開出願番号):特開平10-093487
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 通信の多重化のために高速モデムを用いる場合、このモデムのトレーニングによって遅延時間が変動し、複数基地局からの同時無線呼出に支障が生じる。【解決手段】 中央局3、基地局4にトレーニングのいらない低速モデム204、222を設ける。この低速モデムによってまず両局間の伝送遅延とタイミング関係を取得しておく。つぎに高速モデム80のトレーニングを行い、高速モデム80によるデータ伝送を行う。ここで再度両局のタイミング関係を取得し、先ほど取得されたタイミング関係との相違を検出する。この相違がトレーニングに起因するため、この相違を相殺するよう各基地局4に遅延補正時間を与える。
請求項(抜粋):
適宜トレーニングが必要なモデムを無線呼出中央局と無線呼出基地局間の伝送に用いる無線呼出システムにおいて、複数の無線呼出基地局における同時呼出を実現するために遅延補正を行う方式であって、前記モデムを主モデムとし、無線呼出中央局および無線呼出基地局の両局にそれぞれ前記主モデムの他にトレーニングの不要な副モデムを併設し、これらの副モデムによるデータ伝送を通して両局間の基本的なタイミング関係を決定し、主モデムのトレーニングを行った後、主モデムによるデータ伝送を通して、トレーニングによって両局間に結果的に生じたタイミング関係を検出し、前記基本的なタイミング関係と前記結果的に生じたタイミング関係をもとに、無線呼出基地局ごとに設定すべき遅延補正時間を算出することを特徴とする遅延補正方式。
IPC (4件):
H04B 7/01 ,  H04B 3/04 ,  H04B 3/50 ,  H04Q 7/36
FI (4件):
H04B 7/01 ,  H04B 3/04 A ,  H04B 3/50 ,  H04B 7/26 104 A

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