特許
J-GLOBAL ID:200903051705356504

熱処理炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044622
公開番号(公開出願番号):特開平10-227572
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 熱処理ゾーンの雰囲気を均一に保つこと、及び雰囲気の切換を確実に行うことが可能で、しかも、バインダー分解ガスなどのタール化に起因する悪臭の発生や断熱材の機能低下、漏電などを防止することが可能な熱処理炉を提供する熱処理ゾーンを雰囲気を均一に保つとともに、雰囲気の切換を確実に行うことが可能で、しかも、バインダー分解ガスのタール化に起因する悪臭の発生や断熱材の機能低下、漏電などを引き起こすことのない熱処理炉を提供する。【解決手段】 ガス供給路から、炉床部と炉本体の隙間に雰囲気ガスと同種のガスを供給する。また、ガス供給路を、熱処理ゾーンの内部側に向かってガスを吹き出す内部側ガス吹出口を有する第1ガス供給管と、熱処理ゾーンの外部側に向かってガスを吹き出す外部側ガス吹出口を有する第2ガス供給管とを備えてなる構成とする。
請求項(抜粋):
被熱処理物が載置される炉床部と、前記炉床部とともに、被熱処理物の熱処理が行われる熱処理ゾーンを形成する炉本体と、前記熱処理ゾーンを所定の温度に昇温させるためのヒータと、前記熱処理ゾーン内に雰囲気ガスを供給するための雰囲気ガス供給路と、前記炉床部と前記炉本体の隙間に雰囲気ガスと同種のガスを供給して、前記熱処理ゾーンの内部側及び外部側に向かって前記ガスを吹き出させるガス供給路とを備えたことを特徴とする熱処理炉。

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