特許
J-GLOBAL ID:200903051705436877

車両位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193042
公開番号(公開出願番号):特開平5-035998
出願日: 1991年08月01日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 車両の現在位置データを所定周期(又は距離)で順次サンプリングし,碁盤目状の単位区画領域の集合からなる道路データ上に正確に表示すること。【構成】 表示位置は前回のサンプリングデータから出発して今回のサンプリングデータ近傍まで単位区画毎に順次近づけられる。その時前回又は今回の車両進行方向にある単位区画に限って検索されるので実際の車両の走行軌跡に沿った表示位置が得られる。また上記進行方向は所定の許容角度範囲を含むので,車両の進行方向検出器に多少の誤差があっても,正しい現在車両位置を得ることができる。【効果】 検索が狭い単位区画領域に限られるので誤った道路データを検索することがなく,実際の車両走行軌跡を正確にたどるので,道路データからの外れがなくなる。進行方向が所定の許容角度範囲を含むことにより複数の現在車両位置(候補点)が得られるが,これが適切に絞り込まれることにより正しい現在車両位置が1つ得られる。
請求項(抜粋):
サンプリング検出された現在車両位置検出データを用いて碁盤目状の単位区画領域の集合からなる道路データ上の現在車両位置を更新記憶してなる車両位置検出装置において,前回更新記憶された前回車両位置に隣接し,該前回車両位置から見て上記サンプリング検出された現在車両進行方向に対して所定の許容角度範囲内にある区画領域内に上記道路データがあるかどうかを検索する第1道路データ検索手段と,該第1道路データ検索手段により検索した時道路データが無い場合に,前回更新記憶された前回車両位置に隣接し,該前回車両位置から見て前回サンプリング検出された車両進行方向にある区画領域内に上記道路データがあるかどうかを検索する第2道路データ検索手段と,上記第1,第2道路データ検索手段による検索処理を繰り返すことにより,現在車両位置の候補点を求める候補点検出手段と,上記候補点が複数ある場合,上記各候補点と前記現在車両位置検出データとの距離を算出し,該距離が所定値以上の候補点を除外する候補点除外手段と,上記候補点除外手段により候補点を除外した結果,候補点が1つ残った場合,残った候補点を現在車両位置として更新記憶する更新記憶手段とを具備してなる車両位置検出装置。
IPC (2件):
G08G 1/0969 ,  G08G 1/09

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