特許
J-GLOBAL ID:200903051708528020

直交変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾身 祐助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321219
公開番号(公開出願番号):特開平5-130156
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】 直交変調器における2つの搬送波の位相誤差を、ベースバンド信号を処理することにより完全に消去できるようにする。【構成】 同相成分信号Iに係数器23で係数aを掛けた信号と直交成分信号Qに係数器24で係数bを掛けた信号とを加算器27で加算した信号I′を乗算器30のベースバンド入力としている。また、直交成分信号Qに係数器26で係数aを掛けた信号と同相成分信号Iに係数器25で係数bを掛けた信号とを加算器31で加算した信号Q′を乗算器31のベースバンド入力としている。乗算器30、31の出力信号X、Yを合成器32で合成し、出力変調波Zを得る。いま、90°位相器の誤差をαラジアンとし、a=cos(α/2)、b=sin(α/2)とすると、出力信号Z=cosα・cos(ωt+φ(t)+α/2)となり、イメージ分は解消する。
請求項(抜粋):
第1の搬送波を第1の信号I′によって変調し、90°移相器によって第1の搬送波を移相して作成した第2の搬送波を第2の信号Q′によって変調して作成した2つの変調波を合成して出力する直交変調器において、前記第1の信号I′は、第1の入力信号Iと前記90°移相器の位相誤差に応じた第1の係数との積と、第2の入力信号Qと前記90°移相器の位相誤差に応じた第2の係数との積と、の和であり、前記第2の信号Q′は、第2の入力信号Qと前記90°移相器の位相誤差に応じた第3の係数との積である、ことを特徴とする直交変調器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-288044
  • 特開平4-275746

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