特許
J-GLOBAL ID:200903051709077138

電磁流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172427
公開番号(公開出願番号):特開平8-035867
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 検出器の管内における偏流発生を検出できる電磁流量計を提供する。【構成】 励磁コイルL1〜L4を管17の外周部に分割して配設するとともに、これら各励磁コイルL1〜L4を個別に励磁する励磁回路19を設けて、偏流検出時には、特定の励磁コイルをそれぞれ励磁することにより管17内の局部であって管軸に対称な位置にそれぞれ磁界を形成して、そのときに検出電極18a,18b間に発生する信号起電力をそれぞれ検出し、これら信号起電力を比較することにより、管17内に局部的に形成した磁界付近の偏流を検出する。
請求項(抜粋):
測定管の外周部に対向して設けられ前記測定管の管軸に直交する磁界を形成する一対の励磁手段と、前記測定管の内壁であって前記磁界に直交する位置に対向して設けられた一対の検出電極とを有し、前記励磁手段により形成された磁界に基づき前記流体の流速に比例して前記検出電極間に発生する信号起電力を検出し、この信号起電力に基づき前記流体の流量を導出する電磁流量計において、前記一対の励磁手段は、それぞれ複数の励磁コイルから構成され、前記各励磁コイルを個別に励磁する励磁回路を備え、流量検出時には、前記励磁回路により前記各励磁コイルを一対の励磁手段として同相で励磁することにより、前記測定管の管軸に直交する磁界を形成するとともに、前記検出電極間に発生する流量に比例した信号起電力を検出することにより流量を導出し、偏流検出時には、前記励磁回路により特定の前記励磁コイルを順に励磁して前記測定管内の局部であって管軸に対称な位置にそれぞれ磁界を形成するとともに、前記検出電極間に発生する信号起電力をそれぞれ検出し、これら信号起電力を比較することにより前記測定管内に局部的に形成した磁界付近の偏流を検出することを特徴とする電磁流量計。

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