特許
J-GLOBAL ID:200903051709500324

膜分離装置及び酸化剤添加量の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090196
公開番号(公開出願番号):特開平8-257377
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 酸化剤の添加量を最適化して、有機物の堆積や微生物の繁殖による造水量低下の進行を経済的に抑制できる膜分離装置及び酸化剤の添加量制御方法を提供する。【構成】 中空糸状の限外濾過膜を多数並列に配置した膜分離器12と、膜分離器に送水する供給ポンプ14と、膜分離器からリサイクルされた非透過水と原水とを混合する原水タンク16と、酸化剤タンク18と酸化剤水溶液を注入する流量可変式注入ポンプ20とを備え、原水中の残留塩素濃度測定センサ32及び膜分離器に送水される水の温度を測定するセンサ34を設け、演算/制御装置36は、温度センサからの測定水温に基づき相関関係に従ってその温度での最適残留塩素濃度を求め、残留塩素濃度測定値が最適残留塩素濃度になるように次亜塩素酸ナトリウムの注入量を増減させる指令を注入ポンプに発し、残留塩素濃度のフィードバック制御を行う。
請求項(抜粋):
分離膜を備えて、原水から透過水を膜分離する膜分離装置において、分離膜に送水する水に酸化剤を添加する酸化剤添加装置と、分離膜に送水する水の温度を測定する水温測定器と、酸化剤を添加した位置より下流の水に残留する酸化剤濃度を測定する酸化剤濃度測定器と、分離膜に送水する水の温度と最適残留酸化剤濃度との設定相関関係に従って水温測定器にて測定した水温に基づく最適残留酸化剤濃度を算出し、酸化剤濃度測定器にて測定した残留酸化剤濃度測定値が最適残留酸化剤濃度になるように酸化剤添加装置の酸化剤添加量を制御する演算/制御装置とを備えることを特徴とする膜分離装置。
IPC (2件):
B01D 65/02 500 ,  C02F 1/44
FI (2件):
B01D 65/02 500 ,  C02F 1/44 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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