特許
J-GLOBAL ID:200903051718838001

ビスフェノールAの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168804
公開番号(公開出願番号):特開平7-025799
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】 ビスフェノールAのフェノール溶液からビスフェノールAとフェノールの付加物を真空冷却蒸発晶析法により晶析させ、該付加物からビスフェノールAを製造する方法において、系外への排水量を極力減らして環境汚染を抑制する方法を提供すること。【構成】 ビスフェノールAのフェノール溶液に水を添加後、真空冷却蒸発晶析装置において、ビスフェノールAとフェノールの付加物を晶析させ、この際に蒸発するフェノール含有水を凝縮、回収し、一方、晶析後のスラリーを真空濾過器で結晶と母液とに分離し、該母液中のフェノール含有水を凝縮、回収し、得られたフェノール含有水を上記晶析の際に回収されたフェノール含有水とともに、その少なくとも一部をビスフェノールAのフェノール溶液に添加する水及び真空濾過器用真空ポンプのシール水に循環使用するビスフェノールAの製造方法である。
請求項(抜粋):
ビスフェノールAのフェノール溶液からビスフェノールAとフェノールの付加物を晶析させ、次いで該付加物からビスフェノールAを製造するにあたり、該ビスフェノールAのフェノール溶液に水を添加後、真空冷却蒸発晶析装置に導入し、減圧冷却させてビスフェノールAとフェノールの付加物を晶析させ、該晶析の際に蒸発するフェノール含有水を凝縮、回収し、一方、該晶析後のスラリーを真空濾過器でビスフェノールAとフェノールの付加物の結晶からなる固形分のケークと液体分の母液に分離し、該母液中のフェノール含有水を凝縮、回収し、得られたフェノール含有水を上記晶析の際に回収されたフェノール含有水とともに、その少なくとも一部をビスフェノールAのフェノール溶液に添加する水及び真空濾過器用真空ポンプのシール水に循環使用することを特徴とするビスフェノールAの製造方法。
IPC (2件):
C07C 39/16 ,  C07C 37/84

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